こんな使い方 ナショナルTE903 | 時代の片隅で...

時代の片隅で...

70年代や80年代のレトロなものが好きです。
日々思うことを書いていきたいと思います。

令和の只今ほとんど見ることがなくなりましたね。いやあ言葉も聞かなくなったんではないでしょうか?

今日はオーディオタイマーの話。

平成より前の元号

昭和...

その昭和の時代(1970年代)は今とは違い音楽は、レコードやFMラジオで録音したりして聞いていました。特に好きなアーティストの特集をFMでやる時は、深夜だったり学校だったり...

という訳でステレオ(オーディオ)の前で、かじりついて録音ボタンを構えている訳にはいかない...ときも有りましてね。

え、タイマー使えばいいじゃんかさ~。と思った人は若いぞ、ヤングだぞ。笑

当時のオーディオにはタイマー機能はありません。だからタイマーを別に買う必要がありました。ちょいと脱線しますが、70年代はあらゆる家電にタイマーというのが、ほとんど無かったんです。

炊飯器にタイマーが無い。
扇風機にもタイマーが無い。
ステレオにもタイマーが無い。

という具合で、コンセントの入り切りを別売タイマーで動かしてということが、普通でした。しかしもう今ではタイマーが付いていない家電は無いくらい、何でも付いていますよね。

それだもん別売のタイマーってなによ?ってなるんです。オーディオタイマーも、なんや?ってなるよなぁ。

この扇風機だってアナログな感じのタイマーが付いています...



だがしかし!
私はいちいち扇風機の所まで行ってスイッチを入れたり切ったりするのが面倒なのね。枕元でカチカチやって扇風機をON/OFFできたら楽かな?と...

更に夜中も勝手にONしてくれたら寝やすいし~、しかも2時間後にOFFしてくれたら、とても出来すぎにも程がある。楽よね。笑


そこで満を持して出てきました今日の本題。

オーディオタイマーキラキラ
National  TE903(1976年製)

そう、タイマーです。オーディオタイマーを使えば、全部それが可能になるんですよ。さてどうやればいいのか、説明して参ります。

例えば暑い夜だから夜中に扇風機を回したい、ということでタイマーで時間をセットします。これで0:15(24:15)に2時間だけ、扇風機に電源が入るんです。

これがオーディオタイマーの裏側です。100円ショップで買ったON/OFFスイッチコンセントに一度扇風機のコンセントを差してからオーディオタイマーのコンセントに差しています。

というのも、タイマーは必ずセットした時間にONになるのです。だから要らない時はコンセントを抜くしかない。それはちょっと面倒だから、ON/OFFスイッチコンセントをポチっと消すと扇風機は作動しないようになるんです。


この時計表示、7セグメント(7つの区画によって数字を構成している表示方法をそう呼ぶ)には実に深い謎が隠されています。
少なくとも私はねそう踏んでるんですが、それはまた今度にします。(長くなるからね)


時計の左にあるスイッチは、とりあえず真ん中にしています。

このスイッチを下にカチッとやると、時計表示の左上に点灯しているのがアウトレットインジケーター。これで扇風機のコンセントに通電されている、つまり扇風機が作動している。

ということで、私はこんな風に夏は扇風機、冬は電気あんかに切り替えてオーディオタイマーを使っています。そしてオーディオタイマーを私は数台持っているので、時々取り替えて楽しんでいます。

以上オーディオタイマーの話でした。