決断できなかった要因や
不安に思う事柄を整理はしましたが
それですぐ決断できるわけもなく…
それでも、決めなければいけません
旦那と今後の治療について
話し合ってみました
不安を潰していこうとしても、でも…、だけど…、本当に?を繰り返し、堂々巡りに
埒が明かないので
今度は、スマホでオンコタイプDX遺伝子検査を検索しまくってみました
そして、オンコタイプDX遺伝子検査は
日本以外の先進国では
保険適用で実施されており
抗がん剤治療の有効性について
完全に判断することは出来ませんが
かなりの有用性があることを
確認できました
その検査で
抗がん剤治療をしなくてもよいとの
結果が出ていることは
落ち着いて考えると
とても心強いものに思えました
また、不安の最たるものである
静脈侵襲については
主治医に確認したところ
大きな血管にではない
とのことでした
主治医はよくある感じと言っていました
再発への不安は
乳がんの性質上、どんな症状であったとしても付き纏うものなのだと思います
オンコタイプDXででた
抗がん剤の上乗せ効果<1%から
抗がん剤をしても再発リスクを下げるほどの効果がない
ホルモン療法がよく効くタイプである
実際のところ
ホルモン療法をしても
抗がん剤治療をしても
絶対に再発しないという保証は得られない
このことを踏まえ
現時点では抗がん剤をやらないことを決めました
体力があるうちに抗がん剤をやって、体中にいるかもしれないがんを叩こう!と最初は思っていましたが、その効果があまりないとなれば、不安を取り除くためだけにむやみに体を痛めつけることはないのか、とようやく思えました
これからは
タモキシフェンの服用が10年
リュープリンの注射が5年
途中閉経したら治療変更あり
となり
あとは
癌にならないような生活を
心がけて過ごしていく
ことになります
決めてしまえば
何を悩んでいたのかと
思ったりもするのですが
主治医の苛立ちもわかるような
がんの治療って
状況を把握してから
治療など決断までの
時間が短く感じる場面も
たくさんあったと感じていたので
今回は
不安な気持ちに蓋をして
無理に決めるのではなく
ちゃんと悩んで
自分たちで納得して
これからの治療を決めることができたのは
良かったのではないかと
私達には必要な時間だったんだと思っています