ベア・ビュットを訪れた日は穏やかで優しい太陽が迎えてくれました。
2024年4月アメリカインディアンの権利運動団体が買い戻したラコタ族の聖地の一つです。
入場料はたった8ドル(カスター州立公園やクレイジーホースでは20ドル以上)で、ポストのような箱に入れるだけ。気持ちを添えて10ドル入れました。
車を駐車して入山する前にルーサー・スタンディング・ベア氏からの聖地の説明と注意事項を読みました。
ここは儀式も行われる場所なのですが、儀式をしている人々の写真やビデオを撮ってはいけません。
当然のことですが、神聖な場と人々の信仰を邪魔するような行為は許されません。
同じ場所にある「この山は崇拝する場所です」も読みました。
どちらの掲示板にも書いてありますが、木々にくくりつけてあるカラフルな布には信仰の祈りが宿っているので触ってはいけません。
トレイルを上っていくと、このようにカラフルな布がたくさん木にくくりつけてあります。
たくさんの人々が祈りを込めてくくりつけたのですね。
反対側の山には人間が行き交うトレイルはありません。
山ヤギ(おそらくビッグホーンシープ)が2頭、草を食べているのが見えました。この写真では下を向いているので分かりづらいのですが、ヤギ特有の黒い角が二つ生えていました。
広大な草原に佇むこの神聖な山の空気は本当に穏やかで、時折吹いてくる風に耳を澄ますと古代の叡智に触れたような感覚になりました。山は生きていて、風も木々も草も動物も皆共鳴しながら美しい調和を奏でていて、「平和な楽園」そのものでした。足取りもリズミカルになって、歌をうたいたくなるような気持ちになりました。
実はベア・ビュットに来られたのは、Facebookのブラックヒルズのグループに参加して、ネイティブ・アメリカンが崇拝する聖地を紹介していただけたからなのです。
ベア・ビュットの調和された息吹に触れられて、心から感謝しました。
ー 続く ー





