☆宿河原幼児クラス
今日は、くっつきもちの遊び歌をした後、3月のコンサートの練習をしました。
舞台袖から歩いて出てきて、マイクの前に立って、
間奏のたびに一人ずつ出てきて歌う練習です。
あずさ先生が一緒に歌ってくれるときはいいのですが、
やっぱり子どもだけになると、自信がなくなってもぞもぞしてしまう面も。
でも横にいるお友達と励ましながら歌い上げました。
「びょうきのこねこ」では、本当にかわいい子猫が登場。
悲しげなメロディーなので、つい悲しそうに小さく小さく歌いたくなります。
「悲しい歌も、小さい声だと伝わらないんだよ。顔は悲しくても、空気を口からいっぱい出すようにしてごらん」
と伝えました。
さて、絵本「でんしゃにのって」は2回目。
表紙を見ながら「この子は誰だっけ?」と聞くと「うららちゃーん!」と大声で返事が返ってきます。
「どこに行くんだっけ?」
「ここだ駅のおばあちゃんちー!!」
内容をよく覚えていて、絵本の中のうららちゃんに「ここだよー!起きてー!」と話しかける場面を楽しみにしていました。
その後は、電車のお客さんの影絵を作る制作です。
ダンボールや紙を組み合わせて、男の子は乗り物、女の子は人や猫を作りました。
ゴーレムみたいなクマもいるけど、それはそれできっと楽しい!
来週はお部屋を暗くして、影を作ってみましょうね♪
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☆宿河原小学生クラス
はじめてエルマーのミュージカルをやったときにカリヨンの生徒だった、OGのSちゃんが遊びに来てくれました。
「カリヨンの卒業生は、みんな自分でやりたいことを見つけて、報告してくれるんだよ」とあずさ先生。
Sちゃんは多摩美に合格したそうです!
カリヨンは歌の教室とうたっているけれど、私(ピアニスト)は「表現」の教室だと思っています。
歌がうまいことよりも、他人にどれぐらい伝わるか、自分なりに表現できるかを求められているからです。
今回のミュージカルも、ただ歌ったり踊ったり、セリフを言うだけでは伝わりません。
こんなときはどういうふうに表現したらいいだろう?
観客席には、どんなふうに見えて、聞こえているのだろう?
と考えていってほしいなと思っています。
小学生にもなると、恥ずかしい、めんどうくさい、一生懸命やるのはかっこ悪い、といった感情が見え隠れします。
エルマーのミュージカルの指導中もそう。
セリフが棒読みだったり、歌の声が小さくなってしまったり。
でも、みんなの気持ちがだんだんひとつになっていくと信じています。

主役のKちゃんは、たくさんのセリフをほぼ覚えてきたようです。
でもみんなをひきつけるような感情が、どうしてもセリフに表れません。
「台本をはずしたら、もっとうまくなるはずだからね!」と、あずさ先生も励まします。

ところどころ指導しながら進めると、どうしても最後まで通せません。
次回はトラが出てきたところから。
セリフや振り付け、おうちでも練習してきてくださいね。
次回からは小道具も入れつつ、いよいよミュージカルらしく仕上げていきますよ~!