1989年「6・4天安門事件」の32周年にあたりまして、当時の勇敢な人々に心より敬意を表します。
チャイナの人々が自由・民主主義、人権、および社会の安定発展を求めて行ったこの全国規模の運動は、殺人犯罪集団であるチャイナ共産党の暴力によって終わらせられました!チャイナ共産党の人民解放軍は北京市内の多くの地域で学生や市民に発砲して、多くの勇気溢れる方々を殺害しました。天安門広場を制圧する為に、戦車まで疾走させ、学生や市民を轢き殺した証拠写真は歴史として残っています。
32年経った今日では、チャイナ共産党は殺戮の本性を更に露わにし、2016年秋から東トルキスタン(所謂“新疆ウイグル自治区”)でウイグル人を中心とする現地住民を大量に拘束して、“再教育センター”という名のナチス型強制収容所に入れて、その数は300万人以上と推定されます。延べ100万人が命を奪われたのではないかと推測されています。東トルキスタンの歴史においては前代未聞の悲劇です。アメリカ政府はチャイナ当局のこの暴挙を人類に対する犯罪であると断定し、ウイグル人に対する“ジェノサイド(特定の民族に対する大量殺害)“であると認定しました。カナダ、オランダ、ベルギーなどの国会でもチャイナのウイグル人弾圧を”ジェノサイド“と認定し、それぞれの政府に対して、然るべき外交手段を講じる様に求めています。ヨーロッパ議会はさらに対チャイナ投資協約を凍結することを決定しています。
チャイナ共産党の我々に対する支配は、常に騙しと殺戮に伴う苦難の連続です。ウイグル人にとっても、チャイナの人々にとっても、チャイナ共産党は共通の敵です。我々は、すでにファシスト化しているチャイナ共産党の支配システムより自らを解放しなければ、チャイナ共産党の弾圧、抑圧、暴力は継続されます。”6・4天安門事件“の様な、ウイグル人ジェノサイドの様な悲劇は後が絶たない!だから、ウイグル人やチャイナの人々を含むチャイナ共産党の暴力に支配されている全ての民族が団結して、世界で自由・民主主義を重んじる国々と人々の支援を受けながら、出来る限りの手段を利用して、それぞれの国と国民をチャイナ共産党から解放する為に戦わなければならない!
チャイナに植民地として占領され、支配されている東トルキスタンのウイグル人は、1989年 6 月 4 日の犠牲者を悼み、チャイナの自由と民主主義の実現に努力しているチャイナ人と共に立ちます。
“6・4”の英霊は永遠に不滅です!
日本ウイグル連盟
2019年6月4日 東京にて