八九六四天安門事件三十五周年記念集会 | Turmuhammet(トゥール ムハメット)のブログ

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東トルキスタンは、テュルク(突厥)系民族が居住する中央アジアの地域、すなわちテュルクの土地を意味するトルキスタンの東部地域を指す地域概念。現在では中華人民共和国に占領され“新疆ウイグル自治区”と呼ばれる。“ウイグル”とも呼ばれる。

今日は衆議院議員会館の会議場で開催された天安門事件35周年記念集会に参加しました。

あの大虐殺から35年の歳月が過ぎています。中国は、世界からの何の制裁もなく、逆に欧米や日本からの資金、技術の支援で、経済的にも、軍事的にも、大きな発展を遂げ、今ではアメリカに次ぐ経済大国になっています。軍事的には、南シナ海において侵略的な野心を顕にしています。台湾に対しては、この間の新しい大統領の就任に対して、台湾を包囲する様な軍事演出を強行して、世界からの注目を受けました。

35年前に、一万人を超える若い大学生、市民が北京市内のいくつもも場所で中国人民解放軍の発砲を受け、殺害されました。彼らはただただ中国の民主化を求めて、天安門広場でデモ活動をしていたので、これを許さない中共指導部と鄧小平が命令を下し、歴史的な大虐殺を実行していました。

大学や市民の民主化運動はそのように残虐に弾圧されて、中国共産党の独裁支配は今も続いています。

私の祖国東トルキスタンにおいては、中国共産党や習近平は2014年からウイグル人に対してジェノサイドを実施し、300万を超える人々を強制収容所と同然のいわゆる「職業訓練センター」と呼ばれる施設に収容し、今までは100万人以上を殺害し、残りを奴隷の様に扱い、過酷な条件の下で、強制労働をさせています。

21世紀という時代においては考えられないことです。

35年前に、天安門事件で大虐殺を起こした中国共産党当局は、今はウイグル人に対して民族のジェノサイドをしています。中国共産党の横暴を罰さない世界は、今のウイグル人に対するジェノサイドに対しても、厳しい対応はとっていないのです。大変残念なことです。