チャイナでは穀倉はわざと放火されます | Turmuhammet(トゥール ムハメット)のブログ

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東トルキスタンは、テュルク(突厥)系民族が居住する中央アジアの地域、すなわちテュルクの土地を意味するトルキスタンの東部地域を指す地域概念。現在では中華人民共和国に占領され“新疆ウイグル自治区”と呼ばれる。“ウイグル”とも呼ばれる。

2020年前半、チャイナは引き続き様々な災害に見舞われ、食糧危機を引き起こしています。当局は「食糧の貯蔵能力は十分だ」と主張していますが、一部の穀物商人によれば、チャイナの国有穀倉に貯蔵されているものはまったく穀物ではなく、食べられない「廃棄物」の山であるという。

 

7月12日、穀物販売業者が撮影したあるVTRでは、穀物商人が黒竜江省肇東市の国有穀倉からトウモロコシを2,000元/トンで大量に購入したが、結局、穀物商人の購入したものは「ふるい」にかけた後の残渣でした。

 

いわゆる「ふるい」にかけた残渣とは、穀物をふるいにかけた後、ふるいが残したスラグのことである。VTRから分かるように、穀物商人は穀物貯蔵庫の中で、一握りの穀物を引き出し、それを手で広げます。そうすると、そのすべてが「ふるい」から残された残渣でした。

 

チャイナでは、多くの国有穀倉に保管されている穀物は、この様な残渣で、どうにもならないです。

 

このリンクから国有穀倉の状況をご覧下さい。

https://finance.sina.com.cn/chanjing/gsnews/2020-07-13/doc-iivhuipn2642447.shtml

 

この様な多くの国有穀倉で保管されている穀物は、腐敗や汚職によって、管理者が市場で販売し、その金額を着服しているのです。

 

チャイナでは、国有の穀倉でよく火災がおきます。近年、イナゴ災害や大洪水災害以外に、チャイナの上海、河南、貴州の主要穀物倉庫が相次いで火災を起こしたと報じられています。チャイナのメディアは穀倉火災の報告はほとんどしないですが、SNSなどではよく報じます。

 

7月1日、貴州省都匀市の穀物貯蔵庫で200平米面積のサイロが発火し、当局は火災の原因を発表しませんでした。チャイナの穀物貯蔵庫で勤務経験のある方の説明によれば、「通常の状況では、穀倉は電気回線の断路で引火しない。穀倉の4つの壁と屋根は不燃性の材料で出来ています。大抵の穀物倉庫の火災は、人為的な放火が多い。何故なら、災害によるこれらの穀倉から食糧を出さないといけないです。しかし、中のものは売買され、置いているものはゴミです。食べられるものはない。だから、間違いなく穀倉は地方自治体によりガソリンで焼かれます。」

 

今年4月、チャイナ国家穀物貯蔵局安全貯蔵技術部長のWang Hongも、チャイナの大中規模都市の穀物貯蔵は10〜15日間の需要にしか対応できないことを公に認めた。一旦チャイナで大規模な災害が起きれば、国家の穀倉から放出できる食糧は非常に限られている。

 

https://www.youtube.com/watch?v=KCjcxVjiyYM