映画『ドーン!オブ・ザ・デッド』感想 | ケアマネくんのブログ

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ルールはただ一つ。仕事の話はしない(笑)

 

暑い。。。こんな日はホラーでも。



ゾンビ映画です。ちなみにこの子↑は冒頭にしか出てきません。

ある日突然街にゾンビが蔓延ります。

近所の子どもが夫に噛みつき、噛みつかれた夫が今度は自分を襲ってくる。こんなん無理やって、状況把握する前に俺は早々にゾンビになってしまうことでしょう。

数あるゾンビもの同様に、ゾンビ化の原因は噛みつかれること。何でそうなるのかは語られない。きっとTウィルスのせいに違いない。おのれアンブレラ社め。

咬まれた人はいずれ、傷が元で死んでしまうか、ゾンビ化して死んでしまう。咬まれた時点で一発アウト。何て厳しい世の中なのでしょう。

ゾンビは謎ギミック満載の洋館をうーうー言いながら徘徊しているイメージですが、この映画に登場するゾンビはめっちゃ走ってきます。疲れないので全力疾走ですよ。

 



この走るゾンビは頭を吹き飛ばさないと死んで(?)くれません。知能はほぼないけど本能のまま襲ってくるのは結構怖いです。


ストーリーですか?
そんなもんゾンビ映画に求めるだけ無駄だも。

一応流れだけ説明しとくと

①主人公一行がショッピングモールに立て籠る。

②先に立て籠っていた先客グループとひと悶着。

③新キャラがトラブルと共に追加。

④決定的なやらかしを誰かがする。

⑤新天地へ向けて脱出する。


何なんスかこのテンプレートの塊は!
裏を返せば由緒正しいゾンビ映画ってことですかね。



(主要人物紹介)

 



アナ:看護師。映画の冒頭で夫がゾンビ化。辛くも脱出し、警官ケネスやマイケルらと合流。モールを目指す。決め台詞『私が治すわ』・・・治せるはずもなく、治せないと知るやいなや、感染した父と抱き合って泣く娘の前で『撃ち殺せ』と命じるサイコパス。終盤マイケルと恋人になる。(は?)

マイケル:テレビのセールスマン。口だけ番長。大口叩く割りに実戦経験がなくよく死にかける。決め台詞『朝日を見るまで粘ってやる』(あ、やっぱ無理Death(ウワーッ))

ケネス:強キャラ感溢れる黒人警官。モールの向いの通りにある銃砲店主アンディと心通わせる。戦闘力は高く、終盤までは死なないんだろうなぁという安心感がある。

アンディ:ケネスのメル友。通信手段はボードと双眼鏡。銃砲店に立て籠る武器庫担当。銃の腕前もスナイパー級だが、脚本の都合で殺される。

アンドレとルーダ:若い夫婦。アンドレは半グレだが戦闘力は高い。ルーダは妊婦で臨月(察し)

CJ:ショッピングモール警備員グループのリーダー。憎まれ口を常に叩いているが、だいたいのお願いは聞いてくれる聖人。絵に描いたようなツンデレキャラ。戦闘力は極めて高く、本作のヒーロー兼ヒロイン。(違う)

 


↑CJさん

ニコール:17才。バカ娘。プリティブービー。可愛いのに余計なことしかしなくて草。ワンちゃん救出するためトラックでゾンビの群れに特攻する猛者。戦闘力はゼロ。


他にも面白キャラが沢山います。個人的には追加組のモニカ、タッカー、ノーマ辺りがお気に入りです。

モニカ:お色気担当。何となく生き残っていたが、おっさんが転んだ拍子にうっかりチェーンソーでぶった切られて何となく死亡。

タッカー:キャラ被りで影の薄いおっさん。両足骨折→引きずられながら二丁拳銃で応戦。ゾンビに食われるよりはと、CJに『撃て』と命じ、即座に実行するCJがかっこいい。

ノーマ:普通の太ったおばはんなのに、アンディと撃ち合って引き分けるという驚異の耐久力を誇る。銃弾を食らいながらも応戦し全弾命中させる隠れ名手。

だいたい死ぬけど、まあゾンビ映画ですし・・・


脚本は割とガバってますが、テンポと勢いがあって結構楽しめます。

逐次投入される新しいエサ役の登場で人数増えるし、主要キャラも性格ブレブレなので、中盤以降誰が誰か把握しずらいのですが、終盤生き残っている人以外はただのエサなのであまり気にしなくてもいいでしょう。

結末は・・・ゾンビ映画としてはあんなもんでしょう。続編ありますしね。

ノリと勢いとテンポが全ての作品。ゾンビが派手に吹っ飛ぶし、主人公らも割とめちゃくちゃやるのでアクションシーンは見ごたえあります。

これは名作と言ってよいのではないでしょうか(麻痺)

5点中3点。