こんにちは、塾長の川口です。
東京都立高校入試の英語では、スピーキングテスト(ESAT-J)が導入されています。
毎年11月の最終日曜日に実施され、タブレットとヘッドセットを使って「英語を話す力」を測ります。
学校の授業では、英語を声に出す機会が少ないため、苦手意識を持つ生徒も少なくありません。
しかし、事前に適切な準備をしてトレーニングすれば、高得点を狙うことができます。
今回は、このスピーキングテスト(ESAT-J)の都立高校入試での評価基準、出題形式、そして対策のポイントを整理しました。
評価基準
ESAT-Jの結果は、AからFまでの6段階の評価で、点数化されます。
A 20点
B 16点
C 12点
D 8点
E 4点
F 0点
点数化されたものが、学力調査点と調査書点の合計に加算され、総合得点で算出されます。
学力検査(700点満点)+調査書(300点満点)+ESAT-J(20点満点)=1020点満点

出典:東京都教育委員会
出題形式
テストは、PartA~PartDの4つの大問・合計9題で構成されています。
PartA 英文を読み上げる(音読)2題
PartB 質問を聞いて応答する / 意図を伝える 5題
PartC ストーリーを英語で話す(4コマ漫画) 1題
PartD 自分の意見を述べる 1題
PartA 英文を読み上げる(音読問題)

出題数は2題です。
準備時間が30秒で、録音時間は30秒あります。
ポイント
1.大きな声ではっきり読むこと。
大きな声ではっきり読むと、自ずと聞いている人に意味や内容が伝わりやすくなります。
2.強く読むところやイントネーションを意識して読むこと。
これも、大きな声ではっきり読むことで、相手に伝わる英語になります。
3.知らない単語が出てきても、アルファベットから推測して読み進めること。
PartB 質問を聞いて応答する / 意味を伝える
出題数は5題です。
・イラストを見て答える(2題)
・自分自身について答える(2題)
・日本語を見て相手に英語で質問する(1題)
イラストを見て答える(2題)

質問の例はこんな感じです。
・Where do you want to go?
あなたはどこに行きたいですか?
・Why would you like to go there?
なぜあなたはそこに行きたいのですか?
答え方のポイント
①文(主語+動詞を含めて)で解答する。
例えば、上記の「Where do you want to go?」の答え方は、「I want to go to the zoo.(私は動物園に行きたいです)」と主語+動詞を含めた文になっていることが望ましいです。
コツとしては、「簡単な単語」を使うと英語が口から出てきやすくなります。
無理であれば、「to the zoo.(動物園に)」とか「the zoo.(動物園)」などフレーズで答えましょう。
②質問に答えた後、さらに、相手に質問を投げ返したり、詳しい情報を追加して話しを広げると高評価をもらえます。
例えば、質問に答えた後、「How about you?(あなたはどうですか?)」と相手に聞き返したりして、英文を追加するとさらに良いです。
自分自身について答える(2題)
質問の例はこんな感じです。
・How long does it take from your home to school?
あなたの家から学校までどのくらい時間がかかりますか?
・What did you do in your summer vacation?
あなたは夏休み何をしましたか?
答え方の例です。
・It takes twenty minutes.
20分かかります。
・Thirty minutes.
30分
日本語を見て、相手に英語で質問する(1題)
生徒が相手に対して、画面で表示される日本語を英語にする問題です。
日本語の内容は、こんな感じです。
・次のことを質問してください
「イギリスでおすすめの場所」
答え方の例です。
・What is the best place to visit in the UK?
イギリスで訪れるべき一番良い場所はどこですか?
・Where should I go in England?
イギリスでどこに行くべきですか?
PartC ストーリーを英語で話す
4コマ漫画のイラストについて、英語で話す問題です。

出題数は1題です。
準備時間は30秒、解答時間は40秒です。
ポイント
・「過去形」でストーリーを語る
・誰が何をしたのか、何がどんなだったか、細かく伝えると高評価がもらえます。
上記の4コマ漫画の答え方の例です。
1コマ目:
Last week, I was sitting on the bus.
先週、私はバスに座っていました。
2コマ目:
A man left his umbrella.
男性が傘を置き忘れました。
3コマ目:
Then, I called the man, but he couldn’t hear.
それから、私は彼を呼びました。しかし彼には聞こえませんでした。
So, I followed the man.
だから、私は彼の後を追いかけました。
4コマ目:
I gave him the umbrella.
私は彼に傘を渡しました。
He looked so happy.
彼は幸せそうでした。
PartD 自分の意見を述べる
出題数は1題です。
準備時間は60秒、解答時間は40秒です。

ポイント
・自分の意見→理由→例の順で述べる
・意見は、イラストの3つのヒントから選んでも、自分の考えでもOK
例えば、上記のイラストでは、英語をどうやって上達することができるか?(How can we improve our English?)という問いに対して、答え方はこんな感じです。
I think we can improve our English by using the Internet.(意見)
私はインターネットを使うことによって英語を上達できると思います。
Because we can read and listen to many things in English on the Internet.(理由)
なぜなら、私たちは、インターネットでたくさんのことを英語で読んだり聞いたりできるからです。
For example, we can learn about people from all over the world. (例)
例えば、私たちは世界中の人々について学ぶことができます。
So, I think we can improve our English by using the Internet.(まとめ - 意見)
だから、私はインターネットを使うことによって英語が上達すると思います。
学習方法
英語を話せるようになるには、「スポーツの基礎練習」と同じように繰り返しのトレーニングが欠かせません。
東京都教育委員会のHPには、中学生向けのトレーニング動画が公開されています。
出典:東京都教育委員会
PartA 音読問題 15題
PartB 質問を聞いて応答する / 意図を伝える 16題
PartC ストーリーを英語で話す(4コマ) 12題
PartD 自分の意見を述べる 7題
ぜひ家庭学習にも活用してください。
まとめ
ESAT-Jは、正しい準備とトレーニングで必ず得点できるテストです。
日頃から少しずつ練習を積み重ねていけば、自信を持って本番に臨めますので、ぜひ頑張ってください!
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