”自分が変わる 組織が変わる” 「働き力アップのスマート仕事術」 -33ページ目

”自分が変わる 組織が変わる” 「働き力アップのスマート仕事術」

キャリ・ソフィア代表の木山美佳が、「キャリア」「女性の働き方」「ワークライフバランス」、ときどき日々の出来事を綴ります。

ブログにお越しいただき

ありがとうございます

 

人材育成コンサルタントの木山美佳です^^

 

注目ワード

ワーケーション

もともと米国で使われていたそうですが

数日前に菅官房長官の会見で使われて

注目されました

 

リゾート地などでバケーションしながら

リモートワークを行うこと

ワーク+バケーションです

 

それで

昨日、時代の動く方向について触れたのですが

リモートワークの浸透は

どう見ても、さらに加速化するでしょう

 

そうなると、メンバーの

物理的距離がある分

コミュニケーション力がとても必要になってきます

 

けれど

オンライン面談などは

コミュニケーションの情報が少なくなる傾向があるんですよ

 

パーソル総研が行った調査では

 

1週間のうちテレワークの日数が多くなるごとに

孤独感は増していくことがわかっています

 

また、対面と非対面のコミュニケーション手段の比較も

興味深い結果が出ています

 

リアルな場で顔を合わせる「対面」

リアルな場で顔を合わせない「非対面」

メール・チャット・電話

そして「非対面」で顔を合わせる「Web会議、テレビ会議」

5つの手段のうち

「報告」「連絡」「相談」「雑談」の実施を比較しています

 

もちろん対面が一番、やりとりが多いのですが

 

低いのは何かというと

「報告」「連絡」「相談」「雑談」すべてにおいて

「Web会議、テレビ会議」が低いという結果が出ています

所:パーソル総合研究所「テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査」2020.3)

 

ここからは私の考察ですが

調査した母数のばらつきは多少あるものの

「Web会議、テレビ会議」がメールや電話より低いというのは

ちょっと意外なように感じるけれど・・・

 

実は、表面上のやり取りになりがちなのではないかと考えられるわけです

メール・チャット・電話は視覚・聴覚で

ある程度、確認しながら行うのですが

 

「Web会議、テレビ会議」は

なんとなく、流れに任せて

やりとりする情報が少なくなるように思います

加えて

今のところ、ほとんどの人が一番慣れない手段だから

段取りも戸惑うのではないかと・・・

 

本来は

「Web会議、テレビ会議」は

内容

時間配分

上司の方は、部下の話す時間を

意識的に確保する必要もあります

意見を出せる場づくりも意識的に行う必要があります

会議全体のデザインですね

 

つまり、すべてのコミュニケーション手段の中で

もっとも準備が必要なのです

 

ご紹介したパーソル総研の調査では、

「報告」「連絡」「相談」「雑談」という項目で調査していますが

とくに「雑談」の項目は

「Web会議、テレビ会議」はダントツ低いのです

(対面47% メール21% チャット24.2% 電話21.8% Web会議、テレビ会議13.7%)

 

つまり

孤独感を感じやすいリモートワークで

雑談が減ると

さらに孤独感を感じるのではないでしょうか

 

でも・・・

オンラインという特殊な環境で

雑談をするのは、とても難しいのです

そもそも、オンラインは

言語・非言語(表情や態度など)ともに

対面以上の

コミュニケーションのスキルが求められます

 

そして「雑談」にもレベルがあって

たとえば場当たり的に目に入った部下の部屋について

「へぇ~そんな部屋に住んでるんだ~

その写真、誰?」など話題にしたりすると

それは、部下に不快感を与えてしまう可能性もあり

オンラインハラスメントになりかねません

 

質の高い雑談とは、

例えば上司であれば

部下の「気持ち」や「言葉」に

ポジティブな関心を向けることです

 

ちょっと疲れてるなと思ったら

「テレワークが続いているけど、よく眠れている?」

「何か困ったことはない?」

 

何日か前に部下が話していたことに触れ

「前にジョギングしてたって言ってたね

続けてるの?」など

 

では、今日はこのあたりで^^

良い一日をお過ごしください

 

株式会社キャリ・ソフィア 代表 木山美佳

 

 

ブログにお越しいただき

ありがとうございます

 

人材育成コンサルタントの木山美佳です^^

 

コロナ禍のいま

感じるのですが

 

あらゆる点において

自分の立場・考えをはっきりさせる機会になっているように思います

 

私たちは今まで

ゆでガエルになりかけていたのかもしれません

 

ゆでガエル理論というのは

寓話(あくまでも教えを伝える物語)ですが・・・

 

水の中にカエルを入れて、その水を煮るわけです

もともと熱いお湯にカエルを入れると

カエルはびっくりして身の危険を感じ飛び出すという行動に出ますが

水から徐々に温度を上げていくと

カエルはぬるま湯から変化している環境に気付かず

お湯につかったままになり、

ゆであがってしまうという話です

 

コロナは、ネガティブな側面が多いのですが

一方で、この先起こる得る変化を

加速化させ、私たちに気づきを与えた部分も

あるのではないかと思っています

 

リンダ・グラットン

アンドリュー・スコットの

『ライフシフト 100年時代の人生戦略』という本が

2016年に出版され

話題になりました

 

それを読んだときに

産業構造・組織も個人の在り方も

変わっていくと感じたのですが

それは

「いつか大きな変化が起こるだろうなぁ」という

感じ方をしていたように思うのです

 

オックスフォード大学マイケル・A・オズボーン准教授が

2013年にAIに代替される仕事を発表して

驚きとともに注目されたのですが

それも、「いつかそうなるんだろうなぁ、

私は大丈夫かな、そのうちじっくり考えて策を打とう」

私もふくめ、大半の人は、そんな感じだったと思います

 

その「いつか」と考えていた変化が

コロナ禍で一気に状況の変化が起こり

何か行動を起こさないといけないのでは

と考える必要性を迫られるようになった

 

その意味では、

時代の動く方向はすでに決まっていたけれど

それが思いのほか、早くなった

 

これから先

私は、終身自己責任の時代がくるのではないかと

思っています

どう生きたいのか自分で考える必要があるのです

 

たとえばベーシックインカムという

国民全員に生活に必要な最低限のお金を

国が給付するというシステムの導入が

実現するかもしれないと個人的には思ったりするのですが

そうなれば

「働く・働かない」も自分で選択するわけです

 

緊急事態宣言が解除になって

色々な人と話をすると

「自分の仕事って、社会に必要とされているのかなぁ」と

考えたという意見を沢山聞きました

 

そう考えると

「食べていくだけの仕事」から

「働く」ことで、自分が何を得たいのかを

自分の価値観で考える時代になってくるのだと思います

自分で考えることが

とても大切な時代です

 

いろいろと大変なことも多いのですが

これほど、自分の価値観について考える機会って

なかったように思うのです

 

一瞬一瞬、自分に責任をもって生きていく

それが、自分の創りたい未来へとつながる

 

きっと、その先には新しい世界が拓かれる

そう感じますニコニコ

株式会社キャリ・ソフィア 代表 木山美佳

 

 

 

 

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ありがとうございます

 

人材育成コンサルタントの木山美佳です^^

 

本当に、毎日

いろいろ起こりますね・・・

 

研修も、集合研修を新しい生活様式にしたり

講師遠隔型、オンライン型、ハイブリッド型と

対応を整えるのに、大変でした

 

オンライン会議システムも様々な種類があるので

情報を集めるのが

なかなか、難しい・・・

 

少し前ですが

大阪商工会議所中央支部 女性交流会LICで

女性起業家の方々向けに

「ウィズコロナ時代のパラダイムシフト」というテーマで

講演をいたしました

 

いろいろな公的機関の調査データや

コロナ禍にあっても

新しいやり方を模索しつつ

進めている企業の事例など

ご紹介させていただき

 

ラストには

あるフレームワークを使って

自社分析をしていただきました

 

ご覧のように

ペアの間に飛沫防止パネルを設置して行いましたが

いい時間を共有できたと思います

 

 

あ・・・そして

D-Buzzチャンネルという動画を配信しています

これは、もともと

弊社がBuzzランチ会という人事、キャリアなどについて

情報を共有する会を月1回開き

 

ダイバーシティ人材育成協会の講師の皆さんや

ゲストの皆さんと行っていたのですが

コロナ禍で、中止していたので

代替の情報共有として

動画配信をしました

 

↓詳しくはこちら

https://d-buzz.jimdosite.com/

 

さて、さて、ちょっと思うところがあり

明日から

ウィズコロナ時代のキャリアについて

書いていこうと思っています

 

よかった覗いてくださいね

 

株式会社キャリ・ソフィア  代表 木山美佳