エントリーシートの設問が少ないとき | 複業副業解禁時代の就職転職キャリアデザインで、私の働き方改革!:履歴書、職務経歴書、自己PR、志望動機、応募書類の書き方、面接対策

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■エントリーシートの設問が少ないとき

どうも。

先日、お誕生日のごちそうをしてくれるというので、お寿司の食べ放題というものに行ってきました。回転寿しではなく、ちゃんと握ってくれる食べ放題です。おかげで昨日の夜ご飯も今日のご飯も今のところ入りません。幸せなことです。

握ってもらう食べ放題でけっこうなお値段がするにもかかわらず、10代20代のようなお客様が多いことに驚きました。一つ向こうのテーブルでは就活の話をしていたので内容からすると大学生だと思うのですが。。。お金持ちの学生さんも、けっこういらっしゃるんですね。

そんなことは、どうでもいいのですが。

ちょっと前に書いたこの記事の続きです。


この記事ではA4で1枚のエントリーシート、その中で半分は名前や住所などの基本情報を書く形式になっているので、実質A4の半分弱のエントリー内容に何を書くのかということを、アドバイスさせて頂いているのですが、こういう場合に重要なことがもう一点あります。

これは会社専用の指定フォーマットとかエントリーシートで応募するのに解答欄が少ない時に応用出来ますので、客室乗務員志望でなくても役に立つ内容ですからしっかり頭に入れておいてくださいね。

こういう書く欄が少ない応募書類、たとえば今回のように、

・今まで取り組んできたこと
・こだわり
・志望動機

と、書くべき設問が大きく3つあるときには、3つを別々に考えてはいけません。

「自分が今まで取り組んできたことって、こういうことだ、こう言うことをしてこう言うことをしてきたから、こんな結果が出て今はこう生かしているよね。」

「自分は、こういうことにこだわっているんだよね」

「この会社にはこれこれこういう理由で入りしたいし、この仕事はこうだからやりたい。入ったらこんな乗務員になりたい。」

と、ここまではいいのですが、「この会社にはこれこれこういう理由で入りしたいし、この仕事はこうだからやりたい。入ったらこんな乗務員になりたい。」というのを読んだ時に、それが実際に出来そうな人かどうか、それを表すのがその前に書いたこだわりだったり、今までに取り組んできたことだったりするわけです。本当は。

客室乗務員になって出来そうな人と、出来なさそうな人、どっちを採用するでしょう?

それは出来そうな人ですよね。

その出来そうだということを表すために、今までやってきたことやこだわりを書くのに、自分が書きたいことや出来ることを書いているので、ぜんぜん志望動機につながらない。

自分がその会社に入ったらあれやりたい、これやりたい。それが出来る人かどうかを証明するのが、今まで何をしてきてどんな成果を出してどう生かしているのかなんですけれどね。

自分は客室乗務員になったら利用されたお客様の心に残るおもてなしをしていきたい。としますよね。その人が自分が今まで取り組んできたのは、いかに早く手際良く仕事を行っていくか。で、自分のこだわりは常に向上心を持ち続けることだとします。

「常に向上心を持つ人がお客様の心に残るおもてなしができるか。」
→たとえば、今働いているカフェで出来るだけ美味しいコーヒーがいれられるように、休みの日にもバリスタに習いに行ったりセミナーにも参加してきました。だからお客様の心に残るおもてなしが貴社でできると考えています。

「手際良く仕事を行える人が、お客様の心に残るおもてなしができるか。」
→たとえば、今働いているカフェでは出来るだけ早くお客様に食事を提供出来るよう手際良く調理を行ってきました。だからお客様の心に残るおもてなしが貴社でできると考えています。

どうでしょう?お客様の心に残るおもてなしが出来そうな人に見えるでしょうか?

美味しいコーヒーが入れられるようになるのも、手際良く祝辞が提供出来るのも、お客様の心に残る接客につながるのかもしれません。でもつながらないかもしれません。

出来るかもしれませんが、出来ないかもしれない、わからないのです。。。。

もしこれが、

「今働いているカフェで毎朝お見えになるお客様との何気ない会話のなかから、もうすぐ誕生日だということがわかりました。誕生日に来店された時にコーヒーカップにバースディメッセージを書いて渡したら、とても喜んでくださいました。だからお客様の心に残るおもてなしが貴社でできると考えています。

さっきの例と比べてどうでしょう? こちらの方が、お客様の心に残るおもてなしが出来そうな人に見えますよね。

だから脂肪理由以外の今までやってきたことやこだわりで、志望理由に書いたことが実現出来そうな人であるということを、きちんと読みてにわかるように伝えていかないといけないんですよね。

各設問バラバラに考えると、全体が弱くなってしまって一貫性がなくなってしまうのです。


まとめますと「エントリーシートで書ける部分が少ないからこそ、各設問の内容を考えるだけでなく、各設問のつながりも考えて書いていくことが大切」だということなのです。

わかりましたか?少しでもエントリーシートで困っているあなたのお役に立てるとうれしいです!