『80通応募しても面接にいけなかった理由』
どうも橋谷です。
今日の東京は、いい感じの曇り空です。
電力消費量が、少なくなりそうな涼しさ。ずっと続くことを願っています。
さて、先週も面接などしていたわけです。
昨年1年間80社ほど書類を出して、1件も面接にいけなかったそうで、キャリアがないから、資格がないからと、だから採用されないと言う話を、延々としていました。
書類を見るまえの話で、やりたいことがあってアルバイトをしていて、その後事務の派遣などしていたことはわかったのですが、まったく経験がないわけでもないしと思いながら聞いていました。
ならやっぱり書類の書き方が良くないのかしら?と思いつつ聞いてみました。
「送付状は持って来ましたか?」
「それってなんですか?」
「応募のときに、履歴書と職務経歴書と一緒に送るものですよ。」
「えっ?そんなの書いてませんでしたよ。履歴書と職務経歴書だけ送ってました。ハローワークの応募のときは紹介状も一緒に送っていますけれど。」
それだ!
「30代前半で経験もある程度あって、面接に1件もいけていないのは、それですよ。送り状。」
「えっ?」
ここまでで、おわかりですよね。
彼女、がんばって就職活動していたのですが、送付状の存在を知らなかったのです。
応募書類の中身のその前の問題で。
送付状は確かに募集要項には書いていませんが、一緒に送るのが常識、ビジネスマナーとされているものなのです。
仕事で請求書を取引先に郵送するとき、請求書だけ送らないですよね。請求書を送るのでよろしくお願いしますと書いた紙を一緒に送りますよね。
あれと一緒です。
こういう場合は、書類アドバイスもしますが、送付状の説明から。
必要な書類がそろっていないと、書類選考の対象にもしてもらえないわけです。
書いてないというと、書いていないことしか出来ない人だと見られてしまいますよ。