『未経験で、雇ってもらうための職歴の書き方』
どうも橋谷です。
ご相談をお伺いしていると、未経験で今までと違った仕事をしたいという人は、けっこうたくさんいます。
で、
「未経験ですが、一から勉強していたいと思います。」
とか、書いてあるんですね。
未経験で、一から勉強させて欲しいから、会社に入れて欲しい。
これで、会社は、入れてくれると思いますか?
未経験なんだ、やらせてみよう。
一から教えてあげよう。
そんな、虫のいい話はないわけです。転職では、特に。
働いてもらって、成果を出してもらうのに、未経験で出来るかできないか、分からない人を採用するほど、会社は冒険できないんですよ。ダメだったら、下手したら会社つぶれちゃうかもしれないんだから。
わからないところを教わるならともかく、一から教えてもらうなんて受身な姿勢の人を採用して、会社のためになるかしら。自分から、どんどん働いてくれる人に来て欲しいんだけれど。と、どの会社も考えています。
「え~だって、入ったらわからないことばかりなんだから、教えてもらって当然じゃない。」
は、ダメなんですよ。
新しい会社に入ったら、教えてもらうことがあるのは、当たり前で。当たり前だから会社にとっては、教えるうちには入っていない。
教えてもらうこともあると思うが、即戦力。
が、会社の求める人物像なのです。
この「未経験で即戦力」になれそうかどうかを、履歴書や職務経歴書、志望動機に書いていくのです。
わかりましたか?
つまり、今までやってきたことの中から、次の仕事に関係あること、役立つことを、抜き出して書いていくのです。
その仕事をやりたいと思ったからには、その理由があるはずで。その部分を詳しく志望動機に書いていきます。
なんとなくやりたいと思った仕事でも、いくつかある中から選んでいるわけですから、選んだ理由というのは、確実にあるんですよ。
そこに、自分で気がついて、相手に伝えられるかどうかです。
伝えないで、相手に気がついてくださいというのは虫のいい話です。
自分で売り込むポイントを見つけて、売り込んでいきましょう。
「未経験だけれど、この部分はいかせる」。その生かせる部分を、どれだけたくさん見つけられるかですよ。