『良くない志望動機の例「人と接するのが好き」なだけ?』
こんばんは。橋谷です。
今日も寒かったですね。夕方、ちょっとワンコの散歩に出かけてみたのですが、非常に寒かったです。
でも、ワンコは、お構いなしに、走り回っているんですよね。チワワって、寒さに弱い犬種のはずなのに・・・。
さて、応募書類を見ていると、よくある志望動機の例です。
「ホームページを拝見して、貴社の事業内容に興味を持ちました。人と接するのが好きなので、今までの経験を生かして、貴社に貢献したいと思います。」
志望する理由の一つが、「人と接するのが好きだから」なのですが、これってどうでしょう?
もちろん、こう書いている人は、人と接するのが好きなんでしょう。
やりたい仕事も、人と接する仕事なんでしょう。
でも、人と接する仕事っていうか、人と接しない仕事って、なかなかないのですが。
どんな仕事も、人とは接するんですよね。自給自足でもない限り。
なので、人と接する仕事というだけでは、志望動機にするのは弱いのです。
あと、販売職だけでなく、いろんな職種で書かれる志望理由のひとつ「人と接するのが好きだから」
でも仕事は、「好き」だからやるものではないのです。
もちろん好きなことも大事ですが、その会社でその仕事をして、好きかどうかは、わかりません。まだ、やっていないのですから。
好きなのが悪いというのではなくて、「好き」ということを、もっと深く掘り下げて、どのように好きか、好きだから何が出来るか、好きだから今後どうして行きたいかを、応募書類や面接での志望動機では、話す必要があるんですね。
もし、不採用になって戻ってきた履歴書があったら、志望理由の欄を見てみましょう。そして「人と接するのが、好き」って書いてあったら、もういちど考え直してみてくださいね。
今までを振り返ることが、次への結果にとつながるのですから。