若者自立支援塾についても、事業仕分けのメスが入り、廃止の対象になりました。
利用者が少なく、総合的支援になっていないというのが、主な理由です。
自立支援塾は、2005年設立。今までに約100名が巣立っていっています。というと、結構な人数のように見えますが、5年間で100名ですから、一年に20名ほどなんですね。
今の塾生は、3名です。
あれだけハローワークなどにもポスターや、チラシがあるのに、意外に小規模なんだと思いました。
実際に、ニートや引きこもりの人を、どうやって自立支援塾に連れて行くのかまでの政策が、なされていないと感じます。自立支援塾は、お金が掛かるところもあるので、それで利用者が少ないというのもあるのでしょうか。それにしても3名というのは、少なすぎます。
もちろん参加している人からは、「今まで人と接することなくすごしてきたので、よかった」という声はあります。職員も、心の問題もあるので、費用対効果だけで計れないとも言っています。
たしかにそうなんでしょうが、事業として効果が挙げられなければ、支援を打ち切るというのも、致し方ないというのが感想です。
ちなみに、この事業仕分けですが、この後
財務省で予算査定
↓
各省庁で折衝
↓
閣僚折衝
↓
12月中旬に予算決定。
というわけで、まだ決定までには至っていません。
この後、各事業がどうなるかを見守っていきたいと思います。
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