自己PRの正しい書き方と考え方は? | 就職面接攻略法 グループディスカッションも履歴書の出し方も教えます!

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覆面面接官Xことディーンが、面接の正しい受け方や履歴書・職務経歴書の出し方をお伝えします。 

就活では、履歴書やエントリーシートに「自己PR」を書いたりします。

面接官がどういう視点で自己PRを見るかというと、

 どんな考え方を持っているのか

 当社の求めている人材像に合致する部分はないだろうか

 どう行動し、どのような結果を出し、何を学んだのか

といった点です。


ただ、多くの就活生は、自己PRというと

「○○大会優勝!」 とか 「△△1級取りました」とか 「■■部長をやっていました」

といった自慢話に終わっています。


企業側が見たいのは、結果ではありません。

中途採用であれば業績としての結果も重要なアピールポイントですが、社会人経験の

ない就活生に対しては、求めるものが違います。


単なる結果には興味がなく、それまでのプロセスや思考が重要なのです。

極端な例を出せば、 オリンピックで金メダルを取った人と予選で敗退した人を比較した場合

でも、そこまでの内容を比較した時に必ずしも金メダリストが良い評価を得るとは限らない

のです。


もちろん、採用の基準の中に、何らかの資格や実績が加味されるという場合は、目に見える

結果の有無も重要なポイントになります。

ただ、通常の採用においては、「どうなったか」ではなく、「なぜそうなれたのか。」

「どうやってそこまでいったのか。」 「その結果としてどう成長できたのか。」ということを

客観的に分析できていて、自分の糧(かて)になっているかが大切です。


私は面接において、この点を結構突っ込みます。

一般的に自慢できるような過去を持っている方の多くは、自信を持って「ここがアピールどころ

!」という感じで自慢話?をしてきます。

こちらとしては「きた、きた!」というわけで、「なぜそうなれたのですか?」「そこに行くまでの

努力した重要ポイントは?」「その結果として何を得たのですか?」などいろいろな角度から

質問をしてみます。


おそらく皆さんそれぞれ、結果を出してきた人はそれなりのスキルや行動力やコツなど

多数持っているはずなのです。

ただ、面接では緊張もあり、面接官に対してわかりやすく伝えることができない。

これは準備をしていないからです。

自己PR」 = 「実績の自慢話」 と思っているうちは、面接での成功はありません。

結果に溺れず、いかに分析をしてまとめておくか。

そういった自己PRの作り方をしていきましょう。