職務経歴書 | 就職面接攻略法 グループディスカッションも履歴書の出し方も教えます!

就職面接攻略法 グループディスカッションも履歴書の出し方も教えます!

覆面面接官Xことディーンが、面接の正しい受け方や履歴書・職務経歴書の出し方をお伝えします。 

新卒には無くて中途採用にあるのが「職務経歴書」です。
どんなものかと言うと、「どの会社で、どのくらいの期間、どんな立場で、どのくらいの仕事を
してきたのか?」ということを、履歴書とは別に書き連ねる書類のことです。


面接官が職務経歴書でチェックするポイントをお話しましょう。

①何という会社で働いてきたのか?
②どんな業種・職種で働いてきたのか?
③どの位の期間、働いたのか?
④どんな結果を出してきたのか?役職はあるのか?
⑤何社目の転職か?
⑥長い空白期間はないか?
⑦どういう雇用形態だったか?(正社員か、契約か、派遣か等)

新卒とは違い、実際に以前働いていた(または現在働いている)人ですから、
こういった会社情報からたくさんの疑問が湧き、イメージが湧き、面接での質問につながるわけですね。

前職の会社が大きければいいわけでも、有名だからいいわけでもありません。
逆に大手からの転職だと、「なんでわざわざ辞めなきゃいけないの?」
と不審がられたりしますしね。

ボクらが気にするのは

 *転職回数の多さ(3回くらいまではあまり問題なし)
 *在職期間の長短(短い周期で繰り返す人は要注意)
 *会社の評判やレベル(例え役職者でも、人材レベルが低いと価値が低い)
 *手掛けてきた仕事内容(これからの仕事が合うかどうか)
 *マネジメント経験(リーダー経験があるか)

といったポイントです。転職をしようとしている人は、それだけの勇気があるということでも
ありますから、「我が社に来てくれたらずっといるだろう。」なんて思うほうが間違い。

「合わないとか、嫌だと思ったらウチも出て行くんじゃないかな」と考えるほうが普通ですね。
せっかく良い人だと思っても、すぐに辞められたら困りますから、そのあたりも十分にチェックを
入れるわけです。

また、仕事をしていない期間が長いと、たとえ理解できる理由であっても少し
「?」マークがつきます。
仕事探しをしながらアルバイトとかスクール通いというのはわかりますが、「充電期間」と称して
特に何もしていない人は、即戦力として不安がありますね。

その点で、子育てから戻った女性は最低でも1~2年ブランクがあるので、気合の入り方は
素晴らしいのですが、即戦力としてどうかという評価はついてまわります。
元の職場や同じ業種・職種での派遣社員などがすんなり行き易いルートです。


というわけで、ポイントはいくつかありますが、「ウソ・捏造」はいけません。
万が一バレたら解雇されても文句言えないですよ。歴史は変えられませんが、
わかりやすくまとめることは大切です。

それから、重要なことがあります。
書き物というのは性格とか優秀さが垣間見れるものでもあるのです。

*字が汚い ⇒ 丁寧に書く。パソコンで書く。
*絶対に誤字・脱字をしない ⇒ これは「絶対」です。
 くだらない間違いで、相当なイメージダウンです。
*きれいな書類作り ⇒ 間違えたら書き直し。折らずに持参。
*わかりやすく簡潔に 

この最後の「わかりやすく簡潔に」ですが、本当にキチンと整理して書いてくる人は優秀です。
逆に専門用語を使いまくり、大した結果でもないことをズラズラと長く書いてきて、
何枚も職務経歴書のある人は「がんばったなぁ!」と思いつつも、あまり見る気はしませんね。
振り返ってみると、職務経歴書の枚数が多い人はほぼ100%落ちています。

今は便利な世の中ですから、模範になる書き方もたくさん転職サイトなどで教えてくれますから、
まずは参考にしてみてくださいね。