最近、「面接官はどこを見ているの?」的な
質問が多いので、今日はちょっとそこに触れましょう。
一次面接などの初期段階で重要視している部分は
1)第一印象
2)コミュニケーションスキル
の2点。
『仕事をさせたらどうかな?』って判断する前に、
『人間としてどうかな?』『仲間にしたいヤツかな?』
という
視点でまずは見ているのです。
そういった観点から人間を分類すると、
a)第一印象は良いが、つきあってみると中身も良い
b)第一印象は良いが、つきあってみるととんでもない
c)第一印象は悪いが、つきあってみるといいやつ
d)第一印象は悪いが、つきあってみてもやっぱりダメなやつ
となりますよね。皆さんのまわりにも必ずいるでしょ?
一次面接では、まずザックリと粗い網の目でスクリーニング
しますし、一人当たりの時間も短い。
となると、第一印象+面接のちょっとしたやりとりですべて
が決まってしまいます。
だからa)はどこを受けても高い確率で通りますし、d)は
受けても受けても落ちます。
また、会社にとってはマイナスのb)も、とりあえず一次
は通ってしまうことが多いですね。
ただこのタイプは、2次
以降で落ちることがほとんどではありますが。
問題はc)で、働かせてみれば、会社への貢献度が意外に高かったりするのが
このタイプなのに、
最初の入り口で落ちやすいのでお互いに
損失なんですよね。
ボクらはこういう人を発見するのが
うまいといえばうまいので、プロとして面接できるんですけど、
一般的な面接官ではなかなか・・・・。
皆さんのまわりでも、営業マンぽく無い人がトップセールス
してたりしませんか?
こういう人がなかなかチャンスをもらえないのは、第一印象のせいなのですね。
というわけで、せっかくの能力を活かすためにも、初期の
面接時には、とにかく良い印象を面接官
に与えるよう気をつけてください。
*髪型は無難に、そしてナチュラルに。
*香水はつけないか極軽めに
*スーツはきれいにしておく。体にあったものを。
*面接に入る前にトイレでネクタイとかその他
見た目をチェック
*姿勢をしゃんと!歩き方はゆったりと堂々と。でも
てきぱきと。
*履歴書はなるべく折らないで持参。字の下手な人は
パソコンで打ったものの方が印象よし。
*目を見て話そう、聞こう。上目遣いはだめ。
*明るく元気に。笑顔を見せていい場面では笑顔で。
*元気と大声は違うので注意。
*妙にてきぱき(軍隊みたい)するのも違和感あるので、自然に振舞う。
音にするとスタスタとかササッって感じ。
*語尾をはっきりと言うだけで大きく印象がアップ
*質問にはとにかくすばやく反応する。レスポンスが大事。
まだ他にもたくさんありますが、まあこういうことを普通に
できる人がデキるビジネスマンな訳で、
この辺を身につける
ことが大切ですね。
役員面接など、後期の面接については次回に書きますね!