『石狩川の始まりって一体どのあたりなの?』って、誰に聞いたらいいんだろう? -3ページ目

ヒネたガキが死ぬ間際に開眼する話。

……それが前回書いた『きつねの悪太郎』の内容を簡単に説明するのに相応しい表現かと(笑)。


いや、実際にはすごく感動ストーリーで内容も深いし、結末はお涙頂戴なんですが。



どうぶつの村に住む親のいない子供・きつねの悪太郎。
毎日村人に(いや、動物だけど)嫌がらせやイタズラを繰り返す悪い子なんです。

ところがある日、人間が仕掛けた罠に掛かってしまう。
なんで自分がこんな目に……そうだ!誰かを巻き添えにしてやろう!
通り掛かったウサギのミミ夫を巧みに騙して同じ罠に掛けてやろうとしたが、うたぐり深いミミ夫は不審がる。
教育ママのミミ夫の母も来て「そんな親のいない子と遊んではいけません」と言う。

次にやって来たのはタヌキのたん吉。
純粋で疑うことをしないたん吉は、口車に乗せられて罠に掛かってしまう。
それまで見て見ぬフリを決め込んでいた村人たち(動物100%)は、たん吉が罠に掛かると態度を一変、慌てて助けようとする。

そこへ、話を聞き付けたたん吉の母(これ私の役)が来る。
みんなになんとか助けてくれと懇願するが、もう無理だと断られる。
村のみんなが去っていく中、母はたん吉を一人では死なせない!とその場に残る。

そして「おなかがすいたでしょう」と木の実をたん吉、そして悪太郎にも分け与える。
夜が更ければ「寒いでしょう」と二人の子供にショールを掛けてやる。
夜明けがきて人間が現れる時間が近くなると「私をお母さんだと思って、最後に思う存分甘えなさい」と悪太郎に言う。

ずっと突っ張っていた悪太郎は、そんなたん吉の母に「なぜ、こんな悪い子の自分に優しくするのだ」と聞いた。
たん吉の母は言うのです。
「あなたは子供なんだから、もっと甘えて大事にされるべきだった。なのに甘えるお母さんがいなかった。それはとても可哀相なこと。だから最後に、私があなたのお母さんになりましょう」

悪太郎は涙を流しながらたん吉に言います。
「お前はお母さんを連れて逃げろ。お母さんを死なせてはいけない」
しかし現実は、悪太郎もたん吉も罠に掛かった状態。
悪太郎は意を決して、自分の前足をたん吉の罠に入れ、テコの原理でこじ開けた。
だが、そのせいで悪太郎は骨折してしまう。
たん吉は悪太郎を置いていくことができない。
たん吉の母も泣いて嫌がります。
悪太郎はたん吉に言います。
「お前がお母さんを守らなくて誰が守るんだ!行け!人間が来る前にお母さんを連れて行くんだ、たん吉!」
泣いている母を無理矢理連れて、たん吉は辛そうにその場を立ち去る。

辺りが明るくなり、猟犬の声、銃声が聞こえてくる。
悪太郎は折れた前足を抱えるように横たわる。
「ああ…もうすっかり逃げただろうか…。ああ…誰かのために何かをするって、なんていい気分なんだろう…」
悪太郎は、満足そうにゆっくりと目を閉じた。

近づく猟犬の声と銃声……


    《終幕》






…………ほぅらね?


お涙頂戴ストーリーでしょう?(笑)


不覚にも、思い出し泣きしたよ(笑)




『きつねの悪太郎』

学芸会の劇で何かの役をもらったのは、2回。

1回目は「村の娘3」だ。

そして2回目は、「たん吉の母」である……。

この「たん吉の母」は『きつねの悪太郎』という劇で非常に重要な、いわゆる準主役、女子で最高位にあたる役だった。

……一番いい役なのに、どうしてタヌキの母親役なんだ……と当時は首を傾げた。

しかし、『きつねの悪太郎』で演じられるテーマは「親子の無償の愛」なのだ。

小6の私にはさっぱり理解できなかったが、父兄席は号泣だった。

大人になってから、ようやくストーリーが理解できた。


……つまり『きつねの悪太郎』とは、イジメ・非行・家庭・子育て・親子の愛・友情をぜーんぶ盛り込んだ、お涙ちょうだい劇だった(笑)。


この『きつねの悪太郎』が児童劇なのか一般劇なのか、はたまた教師のオリジナルなのか、いまだに私にはわからない。


ただ、この劇のリアルさとスケールは、凄い(笑)。

まず間違いなく、小6にすべては理解できない(笑)。


とりあえず、ブログネタは「タイトル」なので、ここまで(笑)。

もう一本で内容に触れたいと思います。


ブログネタ:昔、劇でやったタイトルは? 参加中


白田家の白い犬。

少し前の話。



通勤途中の道に、「白田」さんという家がある。


いつもその白田家の前を、チャリでチャリチャリ(そんな音はしないが)通るのだ。



そして、その家には白い犬がいる……。



どっかで聞いたような見たような話だ(笑)。



しかし、実際に「白田家」にいるのは白い「柴犬」で、もちろん喋ったりしないし「お父さん」でもない(笑)。


それに、「白田家」だ(笑)。


通勤時間によるのだが、通常出勤の日ではなく昼出勤の日によく遭遇する。


玄関でおばあちゃんとひなたぼっこしている「白田家」の「白い犬(柴犬)」。


どうやら、おばあちゃんの言うことしか聞かないようだ。



ある日のことだ。


歩道の脇にある白田家の玄関口で、おじいちゃんが犬のリードを持っていた。


今日はおじいちゃんとなのか、とチャリで近づいていくと……


いや、待て!!!!

それより、犬は?!

犬いねぇぇぇ!!!!


ドンドン近づいて行くにつれ、全貌が明らかになっていく。


白田家のお向かいは、小学校のグラウンドだ。

子供たちが元気に体育をしている。

そして、歩道から降りて車道のところにいる白い犬が、それをジーッと眺めて……


な、眺めて?!

おじいちゃんが持ったリードは、ピーンってなってる!!!!

ちょ!!!!

繋がったまま歩道降りちゃったの?!

これ、100%「ぐぇ!!」ってなるよ!!!!



「これ!!こっち来なさい!!」


おじいちゃんの焦った声に慌ててチャリを急停車。

キキーッて音が鳴っても、白い犬は体育見学に夢中(笑)。


「すみません!!ホントこいつ……ばーさんの言うことしか聞きゃしないんだから……」


おじいちゃん必死に謝ってるのに、まだリードはピーンってなったまま、白い犬は体育見学中(笑)。



結局、私はチャリを降りて、更に白い犬を避けて車道に一度飛び出し、また歩道寄りに戻った。


振り返ってみても、やっぱり白い犬は体育見学中……




なんて……


なんて警戒心の薄い犬なんだ……!!


そして、おばあちゃんの言うことしか聞かず、体育見学に異常にのめり込む白い犬……



あれ、ホントに犬?!



ホントは喋ったりすんじゃないか?!(笑)