『石狩川の始まりって一体どのあたりなの?』って、誰に聞いたらいいんだろう? -2ページ目

胸に染みた言葉。

そんなふうにバタバタと仕事をしていると、たくさんの常連さんが来店してくださった。

本当に長い間お世話になった方々も、ここ数年でいらっしゃっていた方々も、たくさん。


「どこかの店に移るのが決まってるなら教えてちょうだい。あなたがいる店に行くから」

「もし新しいお店を立ち上げるなら、是非呼んでちょうだい」

「あなたはまだまだこの業界にいないとダメだよ。その知識をここで終わらせたらダメだよ」


こんなにもたくさんの人たちに支えられていたのかと、胸が熱くなった。


画材というジャンルを地元で扱っているお店は、多くはない。

画材を20年間売ってきて、いろんな商品やお客様を見てきた。

私よりも何十歳も年上のおじいちゃんおばあちゃんに教わったことも、たくさんある。

一生懸命吸収して、一生懸命お客様のために尽くした。

店の売り上げに直結しなくても「お客様からいただく信用・信頼こそが一番高価な報酬」だと信じて、上司や仲間とぶつかりながらも信念を貫いた。

その「報酬」を実感する間もないままに、がむしゃらにやってきた。

こんな結果になり、ますます「私は何か残せたのだろうか」と虚しさが募った。

そんな時に常連さんからいただいた言葉が、泣けるほど心に染みた。


閉店セールにご来店いただいたそのお客様を見送る時、

「まだお得なものが出てくると思いますので、閉店前に是非またいらしてくださいね」

と声をかけた。

お客様は微笑んで、私にこう言った。

「この店で一番お得なのは、いつでもあなたのアドバイスや説明が聞けたことなのよ。だからどんなに安いお店に行っても、ちっともお得じゃないのよ」


ああ、そうか。

私はいつかこの言葉を頂きたくて頑張ってきたのか。

最高の賛辞であり最高の報酬、これこそがそうなんだろう。

胸に熱く、深く染み渡る言葉だった。


安いお店ならたくさんある。

品揃えも然り。

でも「この人のアドバイスと説明を聞けることが一番の決め手」と言える店員がいるお店は、なかなかない。

私はこのお客様にとって「頼りにしている店員」だった。

もう十分に満足だ。

この店でやるべきことは、十分にやったんだ。


一人前だとよくやく認められた気がした出来事だった。



久しぶりの更新で。

身辺急展開すぎますwww


……とりあえず箇条書きにしてみる。



◇GW開けに突然、所属している店舗の閉店と解雇を言い渡される。

◇…というわけで6月末で閉店、7月15日で全員解雇。

◇6月1日から30%OFFのセール、6月15日からは50%OFFセール。

◇あまりの忙しさに昼休みもまともに取れない、連日店残、自分の休みの日も補充に出勤。

◇実質13日連勤、19日間毎日店に行く。

◇2日間思考と活動全停止(やっと休み)

◇ようやく人間らしい感情が蘇ってきた。←今ココ



……どんなに会社に尽くしても、上の人間がダメなら無駄なんだってことですね。

責任者を置かず、すべて下の人間に責任丸投げしてやらせ、困ってきたら対策を投じずにまとめて処分。

正直、ここまでダメな人達だったのかとガッカリです。

必死に店作りをしてきたベテランたちにしてみたら、裏切り以外のなにものでもないわけで。

文房具や画材を定価で売る商売ですから、量販店にはない「豊富な商品知識とアドバイス」こそが命と呼べる店でした。

地元では老舗で大手の文房具専門店。

10年前に経営権譲渡で相互株主である現在の会社に変わるまでは、とても「看板」を大事にする店でした。

会社が変わっても働く場所もメンバーも変わらなかった私たちは、必死にその「看板」を守ってきたんです。

それを何の対策も投じずバッサリですから、今の会社が如何にその「看板」を軽く見ていたかが知れます。

それと同時に「ここにしかないもの」や「ここで買う意義のあるもの」、そして「豊富な知識で相談に乗ってくれるから」と心から頼りにしてくれていたお客様への裏切り。

これが一番ひどいと思う。

ハイやめます(^o^)/で済む問題じゃないんだってば!!

そういうお客様への対応も全部私たちに丸投げ状態。

本当にひどいと思う


閉店セールでたくさんのお客様が来てくれた。

優しい言葉も厳しい言葉もいただいた。

忙しすぎてお客様ひとりひとりへの対応が丁寧にできなくて、毎日毎日後悔ばかりしていた。

仲間の中には「案内も説明も出来ないから断る」というスタンスの人もいたけど、私は出来るだけちゃんとやりたかった。
(店としては貼紙でお断りを…という事になったけど)

やれることは全部やりたかった。

だから、セールが始まってからは後悔の連続で、精神的には辛かった…


【つづく】

追記『きつねの悪太郎』

どうやら、ちゃんとした児童劇のようです。


検索したら、児童劇を専門にやってらっしゃる劇団の公演演目に載ってました(笑)。


おっかしーなー、昔は検索しても全然出てこなかったのにー。


でもまあ、児童向けの劇ではあるみたいですね。




……それにしたってテーマ重すぎだろう(笑)。


子供にゃ難しすぎる。


そんでもって大人号泣(笑)。