ファン・マージャ・マローテのグラナイーナス | アフィシオナード!

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アフィシオナード・・・それはフラメンコ愛好家のことです。
基本マニアックですがフラメンコ以外のジャンルの音楽も含めて
感じたこと等 色々と見聞きした情報を備忘録代わりにして綴ってます。

フラメンコギターの名手というと


パコ・デ・ルシア、ビセンテ・アミーゴ、トマティート・・・


こういった有名どころが挙がりますが


若い方にはあまり知られていなくて 


しかも既に他界された名手がいます。


ほとんどが カンテの伴奏やバイレの伴奏の動画しか


なかったのですが


偶然、見つけました・・・・ 




ファン・マージャ(マローテ)で  グラナイーナスです。







ファン・マージャ(マローテ)


切れ味の鋭いダイナミズムと技巧を持つ フラメンコ気質のギタリスト


1930年半ばに グラナダに生まれ最初は バイラオール(男性舞踊手)だったが


ギターに転向して名をあげた。


(グラン)アントニオ・ガデスとともに1968年に来日したようです。


その後、大阪のタブラオなどでギターを弾いていたそうで


古くからのフラメンコファンにはお馴染みだったようです。








ファン・マージャ・マローテ は 特にグラナイーナスを


得意としていたようです。


この動画でも グラナイーナスですが 途中は まんま


アストリアスですね・・・  これはきっと 聞き覚えのある


メロディを挟むことでアクセントを付けているのかも知れませんね






日本の有名なフラメンコギタリストの


住田政男先生のステージ演奏を聴く機会があったときに


フラメンコギターソロでは 途中に聞き覚えのあるフレーズを


スパイス的に入れると 聴衆ウケが良い というような


主旨の話をされていたのを思い出しました・・・・







ファン・マージャ・マローテも それを実践していたのですね!