トラブル修理-BMW MINI(F60) トランスミッションにエラーが出たと警告灯! | フリークのブログ

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BMW ミニで、以前より多発案件でしたが、

何だか妙に重なるのはこの業界あるある!?

 

 

トランスミッションの警告灯が点灯し、

パーキングにも入っているし、サイドブレーキもしっかり効いているのに、どちらもダメだと騒ぎだしてまた警告。

 

 

診断機を繋いで診てみると、出てくるDTCは必ずと言っていいくらい、

 

・420106 シフトロックソレノイド:

  セレクターレバーに異常があり、Pでロックされていない

 

ってやつです。

 

 

本来なら、

 

 

シフトメカニズムASSY交換!!

価格は部品代だけで約95,000円!!

(消費税込)

 

工賃入れたら・・・

 

 

 

でも、原因は、

 

 

 

 

内部構成部品の、この小さなスプリングが原因ってだけ。

見ての通り、足の部分が折れ曲がっています。

この部分で折れて、先端が無くなっているパターンもあります。

 

 

手の上の右側が正しい状態。

もちろんこのスプリングだけでは部品が出ませんが、この症状は数年前から結構出ていますので、フリークではこのスプリングを常時数個在庫しています。

 

 

部品代は安く済むとは言え、問題の場所まで辿り着くにはそれなりに分解が必要です。

 

 

基盤の下にある「くの字」ロッド。

 

 

ここに例のスプリングが使われています。

写真の部品では、足の部分が折れてしまっています。

 

 

シフト関連の異常が出て、これはトンデモナイ事!!

もしかして、重大なミッショントラブル!?

なんて雰囲気醸し出していた警告関連も、元を辿れば原因はたったこれだけの事。

 

 

新品のスプリングに交換して完治。

あとは順次元に元して行けばOK!

 

フロア剥がしてミッション根本の方まで辿りながら分解していく必要も無く、車内にある構成部品だけで作業は完了します。

 

 

ただ、、、

これはあくまでも、「メーカーが指定している修理方法」では無い事をご理解下さい。

 

問題なんて、全く無いですけどね(笑)

 

 

この車両はF60ですが、この部品が使われている車両全般で起こっているトラブルです。

 

 

 

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愛媛新聞社の「マイベストプロ」に掲載されました

 

 

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