高知県の業者様から連絡。
業者オークションで買ったばっかりのメルセデスベンツ(自家用車)、購入後少しして、AdBlueトラブルによるカウントダウンが出始めたとの事です。
W212のE350です。
多くの方がAdBlue&NOxの呪縛に捕らわれ悩まされ散在しているモデルでもありますが、車としての出来は良く、エンジンも色んなモデルに採用されていて、そりゃ故障がゼロとは言いませんが、とてもトルクフルでドライブしていて楽しいエンジンです。
かく言う私も、この212と同じOM642エンジンの載ったメルセデスベンツを所有していますし、ご多分に漏れずAdBlue&NOx&EGR呪縛付きでした(実験車両でもある為、既に撤廃済みですが)
排気系に”環境ビジネス”が織り込まれていなければ、手放される方も少なかったと思われる、それ位良く出来たモデルだと思っています。
業者オークションから購入して間もなくカウントダウンが表示されたとの事ですが、、、
デフォルトでカウントスタート位置は2,400kmに固定。
恐らく、AdBlueやNOxトラブルにより、前オーナー様は手放されたものと思われます。
NOx関連散発しています。
見るからに、オークション出品前に全て消してから出品された感満載です。
こうなって来ると、NOxを交換したら解決するのか、AdBlueにまでもごっそり手を入れないといけないのかの判別が付きにくくなってきます。
確実に直すなら両方やって60万円コース!
そりゃ、心だって折れますよ・・・
しかも、部品が無いと来たものだ・・・
(最近はちらほらと部品が入荷し始めましたが)
部品が入荷する前に、この車両はエンジンがかからなくなってしまいます。
だからと言って、車庫でいつまでも放置しておくという訳にもいきません。
撤廃プログラムをインストールして、安全に乗れるようにします。
以後はAdBlue&NOxとは無縁となります。
県外の業者様からも、結構な頻度でECUが送られて来ます。
皆さん、このどうにも手の打ちようの無いトラブルに苦慮されているのですね。
余談ですが、点検のカウントダウンも入っていました。
確認したらリセットしておいて!との事でしたので、
リセット完了!
そして、AdBlue&NOx撤廃プログラムのインストール後はこの通り。
エンジンチェックランプは消えて無くなり、カウントダウンもデフォルト数値に戻ります(Xentryにて確認)。
エンジンをかける度に出ていた点検メッセージもリセットして出なくなっています。
メーター周りは不要な警告灯やメッセージが無く、すっきりさせておかないと、精神衛生上よくありませんものね。
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毎回書かせて貰っておりますが、これを「修理」とは言えないと思っています。
ただ、NOxにしてもAdBlueにしても、部品はどちらもかなり高額である上、欠品している事も多く、直したくても直せないというトラブルに該当しています。
それをプログラムで少し「調整」してあげたり、部品が入荷するまで運用出来ないお車を一時的に”撤廃”作業を施して運用出来る様にするというものです。
エンジンチェックランプの点灯原因・内容が分かってはいるものの、NOxやAdBlueがチェックランプを点灯させ続けている状態では、他の全く別の重大なトラブルが発生したとしてもドライバーさんは気付く事が出来ません。
なので、過敏に反応する所を少し調整してあげてチェックランプが反応しない様にしてあげる事で、別に発症した”本当に重大なトラブル”にドライバーさんが早く気付く事が出来る様、本来の意味としての「エンジンチェックランプ」点灯お知らせ機能を取り戻す作業です。
同作業をご希望される方は、その辺りをご理解下さい。
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