トラブル修理-レンジローバーイヴォーク(LV2A)リヤブレーキパッド交換 | フリークのブログ

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自動車の整備を、もっと身近に、もっと分かりやすく!!

「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

フリークではAutel(オーテル)の代理店もやっていますので、

同業者さんから「〇〇は出来るの?」といった問い合わせが時々入ります。

 

 

今回紹介している作業は、オーテルがあれば普通に画面を開いていくと簡単に作業が行える「リヤブレーキパッド交換」です。

 

ただ、診断機が無いとちょっと複雑。

何故なら、このリヤブレーキはEPB(電子パーキングブレーキ)なので、パーキングブレーキアクチュエータを解除してから交換に移らないと、

・交換自体が出来ない

・無理やりピストンを縮めたらモーターが壊れた

などが起こり、最悪の場合、ブレーキアクチュエータ(モーター)の交換も必要になったりします。

 

イヴォークの場合は車両側でもサービスモードに入れられる様ですが、これがなかなか上手く行かないみたいで、モードに入ったと思ったら上手く出来ていなくて、外したキャリパーを再び元に戻して再度チャレンジしてまた外してみて・・・を繰り返す事にもなり兼ねません。

 

 

 

そういえば、少し前ですがボルボのリヤブレーキパッドを交換しようとした地元の同業者さんからのヘルプもありました。

EPBアクチュータは何もしなくても簡単に戻せると思って分解したらしく、結局、色んな工具を使ってもピストンが縮まない・・・

しかも、少し出来た隙間からブレーキパッドを1枚だけ取り外してしまったものだから(マイナスドライバーなどを使って無理やり押し広げて取り外したらしい)、今度はこの、取り外したブレーキパッド1枚が元に戻らない・・・

 

ここで「これはマズイ!」と気付かれた様で、「なるべくブレーキを踏まない様にして持って行くから交換して欲しい!」という電話でした。

 

何だか、飛んでもない事やっちゃってませんか!?ですが、実はこんな事をやってしまった整備工場さんから時々連絡が来ます。

 

つまりは、自動車の技術進歩に、整備する側の技術・情報が追い付いていないのが現状。

 

 

 

そんな私だって、まだまだ分かっていないオーテルの使い方やコーディングが沢山ありますから(ここで言うコーディングはレトロフィットが主)、こういったちょっとした質問から、もっともっと高度で複雑なコーディングに付いてまでをフォロー(時には遠隔も)出来る会社を作る為、オーテルの社長や技術の方と話し合いを行って来ます。

 

「出来るのか出来ないのか?」を無くし、

もっと自信をもって受け入れをし、

スマートに作業を進めて行ける、

そんなお手伝いを、オーテルユーザーの方にフォローして行ければと考えています。

 

 

 

 

さてさて、イヴォークさん。

地元の中古車販売業者さんが、お客様に販売したものの納車点検をご依頼頂きました。

 

リヤブレーキパッドが残り1~2ミリしかありません。

 

 

 

メインメニューから、サービスを選択。

 

 

 

ボディを選択。

 

 

 

ブレーキパッド交換を選択。

 

 

 

画面に出て来る手順通りに。

 

 

 

 

この状態で、IGをオフにしてからブレーキパッドを交換します。

 

 

 

スライドピンの防汚キャップを取り外し。

 

 

 

キャリパーを取り外し、ブレーキパッドを取り除きます。

 

 

 

もう、殆ど残っていませんね。

 

 

 

ピストンを縮めます。

軽い力でスルスルと戻ります。

 

 

 

新品のブレーキパッド。

 

 

 

シムも付属して来ます。

 

 

パッド残量センサーは同時交換です。

 

 

 

元通り組付けます。

 

 

 

再び車内に戻って作業開始。

 

 

 

指示される通りに進むと、

 

 

 

 

EPBシステム内蔵のブレーキパッド交換が完了です!

 

ね、簡単でしょう!!

 

でも、こういった事が出来る診断機が無いと、

たかがブレーキパッド交換レベルの事すらも行えない可能性が少なからずあるというのが現時点での自動車整備。

そして今後は、

もっと高度な診断機作業が出来ないと、部品交換の殆どが出来なくなってきます。

 

今の内から少しだけでも慣れながら学びを深め、今後どんどん複雑難解化していく自動車整備の業界でしっかりと生き残っていくため、診断機をまだお持ちでない方や購入検討で迷っている方は、フリークまで連絡下さい。

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※同じ内容の故障事例でも、必ずしも原因は同じとは限りません。同じDTCでも原因が多岐にわたる事もあります。修理の基本である、しっかりとした問診と診断手順で原因究明して下さい。「同じ部品を交換したけど直らなかったけど、どうして?」という意味不明の連絡が同業者様から寄せられています。基本の順守をお願いします。ユーザー様も、症状が同じだからといってお付き合いのある整備工場さんに「この部品を変えて下さい」といった指示はお控え下さい。


※弊社では時々整備ブログを書かせて頂いておりますが、ブログ掲載を行って欲しくないお客様は事前に申しつけ下さい。出来る限りこちらからも「掲載可否」を頂く様心掛けますが、折り悪くその接点を持てない事もあるかと思います。ご来店時アンケートにも、「掲載可否」の項目を追加させて頂きました。掲載内容・記述内容に付いて訂正・削除をご希望の方はご連絡下さい。出来る限り早急に対応させて頂きます。
 

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(2) フリークは、AUTELの代理店でもあります。AUTEL製品のご購入を検討されている方は、連絡頂けましたらお見積もりさせて頂きますAUTEL インテリジェント テクノロジー

 

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愛媛新聞社の「マイベストプロ」に掲載されました

 

 

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