昨日のR56ミニの修理の続きです(^^;)
実は、Oリングを交換したバキュームポンプに付いて、
当初から、
「本当に取付面のOリングなのか??」
という不安がありまして、
これはお客様にもお伝えしていた事ですが。
バキュームポンプの取付面と、
バキュームポンプ本体にある部品自体にある合わせ面、
漏れるとしたらこのどちらかですが・・・
両者があまりに接近していて、どちらから漏れているのか非常に分かり難い為、
先に取付面のOリングの交換を行いました。
だって、Oリングは 500円 なのに、
もしバキュームポンプ本体が原因となると、
なんと 約6万円 もします!!!
(本体のみしか部品供給がありませんので、本体丸ごと交換以外に方法が無い!)
本体の不良となると、あまりの出費になりますので、
お客様には、先にOリングを交換して様子を診させて下さいとお伝えし、了解を頂いて、
Oリングの交換を行いました。
結果、しばらくの間エンジンをかけておいてもオイルは全く漏れて来ず、
「おっ!!やっぱりOリングが悪かったのかな!?」と思い安心していたのですが、
不安があったので、念の為もう一晩お預かりをして翌朝確認!
朝になると、再びオイルが溜まっている(T_T)
どうやら、エンジンが止まっている時に漏れる様です。
くそ~~!!
やっぱり本体からだったか・・・( ゚Д゚)
かといって、6万円の出費は辛すぎる・・・
BMWさんごめんなさい。
勝手に分解してみます(^^;)
バキュームポンプを再び取り外し。
バキュームポンプを二分割。
おっ!
中にOリングがあります!
こいつが原因だな!
ロータリーポンプなんですね!
ポンプ自体も楕円なので、当然Oリングも楕円。
一応、大きさ&太さ&形状&耐油性能が近似値のOリングを探してみましたが、
どうしても、楕円形状という点で一致するものが無く、
仕方ないので、液状ガスケットを使い、コーキングを行います。
部品、及びOリングを脱脂し、綺麗に掃除します。
Oリング組み付けの溝にコーキング塗布、
Oリングをはめ込んで、
蓋の方の当たり面にもコーキングを塗布。
使ったのは、ドライブジョイのコーキング剤です。
蓋を組み付け。
再び組み付けて、まずはエンジン始動。
オイルの漏れが無い事を確認し、一先ずは作業完了。
この状態で経過を観察していきます。
このブログを見て頂き、同じ作業を検討される諸兄方々へ。
お問合せ頂きましたら、以後の経過をお伝えいたしますので、
必ず事前にお問合せ下さい。
本来は、アッセン交換する事が基本となっている部品ですので。
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