トラブル修理-スバルフォレスター(SF5)ラジエータ水漏れ | フリークのブログ

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冷却水が漏れるという事で、ご来店頂き修理をさせて頂く事になりました。

早速診てみますと、やはりラジエータアッパータンクが原因でした。

同時に、ラジエータホースやATFホースの交換もご依頼頂きましたので、
部品を手配して作業を進めて行きます。



 
色々と手が加えられているエンジンルームです。
すごく大切にされているのが伝わってきます(^^)





 
ラジエータのアッパータンクから冷却水が漏れています。





 
トラブルを抱えたラジエータを取り外します。

ついでにエアコンコンデンサーも清掃しておきました。





 
サブタンクも綺麗に清掃。





 
新しいラジエータが届きました。
当初、リビルトやタンク替え修理も視野に入れていましたが、
ラジエータを作っている会社がオリジナルブランドとして販売している
新品ラジエータを選択しました。

ちなみに、取り外したラジエータの上下タンク替えと、価格は変わりません。





 
アッパーホースやロアホース、ATFホースやサーモスタットが入荷しました。
それでは一気に作業を進めて行きます!!





 
同時に交換をご依頼頂いた、サーモスタットの新旧比較です。
現在の走行距離が15万キロを超えていますので、
予防の意味でもこの交換は正解だと思います。

開いたまま故障すると、エンジンが冷やされ過ぎて負担が掛かりますし、
暖房も効かなくなってしまいます(オーバークール)。

でも、閉じたままで故障した場合は最悪です。
エンジンとラジエータの通路が遮断されてしまう訳ですから、
瞬く間に水温が上昇し、走る事が出来なくなってしまいます(オーバーヒート)。
この場合は、レッカー移動となります。





 
新しいラジエータに、電動ファンを移植して、





 
アッパーホース、ロアホースを交換していきます。





 
サーモスタットも取り付けて、





 
ATFホースも交換。
ホースバンドも新品に交換しております。





 
冷却水を規定量充填し、しっかりとエア抜き作業を行っております。





 
数回エア抜き作業を行った後、
しっかりとエンジンが冷えた事を確認して、サブタンク内のLLC量を調整。

最後に漏れや滲みが無い事を確認し、作業終了です。





今回のトラブル修理では、上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・ラジエータ(社外新品)交換
 ・ラジエータアッパーホース交換(ホースバンドセット)
 ・ラジエータロアホース交換(ホースバンドセット)
 ・ラジエータ接続側ATFホース 2本交換
 ・ATFホース用ホースバンド 4個交換
 ・サーモスタット交換
 ・ロングライフクーラント(冷却水)交換


今回の修理ご請求額は、 ¥ 70,000- となっております。


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離 156,060 km>



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