トラブル修理- S様日産シーマ(FGY33) | フリークのブログ

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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)



知人の方の車が、パワステが効かなくなったとの事でご紹介・入庫頂きました。


来られた時すでに、パワステポンプがけたたましくうなり音を上げ、

パワステフルードはタンクから逆流して溢れ返っていました。



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まずは現状確認で、リフトアップしました。



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吹き返していたパワステフルードタンクです。



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真下からパワステポンプを覗き見る事が出来ます。



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高圧ホース、低圧ホースを取り外し、

取付ブラケットからパワステポンプを取り外しました。



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写真左が新しいパワステポンプで、右が取り外したパワステポンプです。


手で回してみても、ゴロゴロと異音がしていました。



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続いてパワステフルードタンクです。

ちょっとおかしいの、解るでしょうか!?


上半分にはしっかりフルードが入っていますが、

下半分は、底の方にフルードが溜まっているだけです。


今回パワステが効かなくなった原因は、

まずパワステフルードタンク内部にあるフィルターが詰まり、

ポンプへフルードが流れなくなり、

ポンプが焼き付いてうなり音が出て、

同時にフルードも流れなくなったのでパワステが効かなくなったのが、一連の流れかと。


ポンプからのフルードの戻りパイプは流動していましたので、

フルードに泡を大量に含み、タンクから吹き返していたものと考えられます。



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フルードタンクの金額を調べると、部品代が14,070円汗


高いので中古に交換しました。



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タンクを組付け、しっかりとエア抜きをして作業終了です。



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ついでにエンジンルームもスチーム洗浄しておきました。



以下は、リフトアップしたついでに点検した内容です。



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左右のテンションロッドは、ともに機能していません。



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こちらは左側テンションロッド。



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ラックピニオンのラックブーツも破れています。



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左側も破けています。



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こちらはマフラーですが、

V8エンジン右バンクの排気パイプが途中でしゃげています。


完全に折れ曲がってはいませんので、かろうじて排気はしている様ですあせる


今回のトラブルシューティングでは、上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・パワーステアリングポンプ交換
 ・パワーステアリングフルードタンク交換
 ・パワーステアリングフルード充填


今回の修理ご請求額は、 ¥36,000 - となっております。


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>