【川島隆太】本を読むだけで脳は若返る | ワーママ剣士の備忘録

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育児をしながら、剣道六段を目指しています。数年間の専業主婦生活を経て、2019年度に社会復帰を果たし、現在時短勤務中。

2024.1.28 読了


息子の習い事の待ち時間に本屋でふと目に付いて、

手に取った一冊。薄い新書ですぐ読み終わります。


「脳トレ」監修者が効果を断言

スマホを捨てて、本を読もう!


というのが謳い文句です。絶対無理でしょ笑。

なお、本の要約が裏表紙に全て書いてあります。


●読書は脳の全身運動である

●本の中身の種類は関係ない

●音読で脳機能が向上する

●認知症の症状も改善した

●本好きの子どもの学力は明らかに高い


特に、子どもへの本の読み聞かせの重要さについて書かれた第3章が、育児真っ最中の私に刺さりました。


うちの息子は発達の遅れのせいか、保育園時代に先生方が実施する読み聞かせに全く興味を持たず、当時の担任から苦言を呈されていました。読み聞かせの時間に騒いだりはしませんが、内容が良く理解できなかったらしく、いつも退屈そうな様子だったそうです。


別に本が読めない訳ではなく、お気に入りの絵本は何冊もあり、それらを自分で読んで(眺めて?)はいたのですが…。母親である私が読み聞かせをやってみても退屈そうにしていたので、読み聞かせ自体が苦手なのかも、と思っていました。


そんな息子ももう小学2年生の終盤。幼児ではないし、今更読み聞かせなんてしてもなあ…と思っていましたが、息子がいわゆる「昔話」を全く知らないことがずっと気になっていました。


「桃太郎」や「かぐや姫」や「浦島太郎」、「アリとキリギリス」や「赤ずきん」や「シンデレラ」等、普通に教育を受けていれば、どこかで知るであろう有名な昔話を息子はほぼ全く知らないのです。いわゆる「世界名作絵本」を渡しても読まないので、すっかり諦めていました。


この新書を読んで、ふと思い付き、数年間放置されていた「世界名作絵本」を引っ張り出して読み聞かせをしてみると…今度はきちんと聞いてくれたのです!


保育園時代には全く内容が理解できなかった「世界名作絵本」ですが、小学生の今は内容が理解できるようで、「もっと読んで欲しい」と言い出しました。


とりあえず中古で「世界名作絵本」を15冊程注文しました。「昔話」って人生に必須の教養だと思うので、これを機に息子には「昔話」をどんどん知って行って欲しいです。