8年ぶりに「武蔵野吉祥七福神めぐり」をしたこの日
五日市街道に入って、ちょっと気になる町中華に出くわしたけれど、その誘惑を振り切って成蹊学園の周辺にやって来てみれば、黄色いテント看板の「成蹊前ラーメン」が見えてきました


10年前、まるで廃墟のような姿の「ラーメン生郎」にここで出くわし、

 

 

 


その後「ラーメン生郎」が閉店、現在の「成蹊前ラーメン」がオープンしてからも、当時天敵と考えていた二郎系とわかりきっているからスルーし続けてきましたが、

 


今日はここに入ってみようと考えている私がいます
道の向かいを見れば、つい先日パリッコさんが記事にしていた「台湾茶房 桃李」というお店が見えて、そちらに入った方が平和で穏やかなお昼ごはんがいただけそうなのは目に見えていますが、

 


あえてこちらに入る気になっているのですから、ミイラ取りがミイラになった私の中毒症状も、もはやここまで進んできたのかと我ながら驚きます

先客数人が入店待ちをしているお店の前
まずはローカルルールを確認してから列の後ろに着きました

しばらくすると、店内から若いお店の方が出てきて先に食券を買うように促されましたが、後になってわかったことだけれど、食券の購入を促すタイミングと促す人数は、次のロットで麺を茹でるサイクルとつながっているようです

さて、一旦店内に入って券売機に向き合えば、一見してなにがなにやらという品揃えに目が泳ぎそうになりますが、一旦下の方の段にある有料トッピング類のボタンを無視してよくよく整理してみれば、要は麺量と肉の量の組み合わせを選ぶ形だと理解
二郎系のお店ではとにかく自分に謙虚になることが基本姿勢だとわかっている私としては、麺も肉も少なめでいいからと「きざみにく小(680円)」の食券を買いました

再び列に戻って待つことしばしで店内へ
お店の方から指定された番号の席に着きます
タイミング的には前ロット分の提供が始まるところだったようで、先客のコールを参考までに聞きながら腰を落ち着けました

見上げれば、天井には「ラーメン生郎」時代の手書きメニュー
こういうの、こちらのお店の「ラーメン生郎」に対するリスペクトなのかもしれないな

ややあって出来上がりが近づいて、ニンニクの有無を聞かれたので「マシで」とコール
ヤサイなどのトッピングはやめておきます

で、ほどなく配された「きざみにく小」
案の定、これのどこが“小”なんだ(笑)という分量だし、ニンニクに至っては、デフォルトがどれくらいの量なのかはわからないけれど、マシマシなんてコールしていないぞといいたくなるほどこんもりと乗っています
いただいてみれば、スープはタレのごとく濃い味
ヤサイをスープに浸しつつ、麺を引き出していただいてみれば、うどんのような太さだし、食感もかなりの固さです
いやはや
謙虚に“小”にしたけれど、この麵はなかなか手ごわいな
一方、肉は刻まれているから食べやすいし、量的にも私にはこれで十分です


総じてこれを手放しで美味いと言わない(感じない)ところは、私のなかにもまだ正気が残っているなと妙に安心しますが、この年末に、ガストのなんちゃってな二郎系うどんだとか、

 


偽家系の偽二郎

 


なんていう出来の悪いものをいただいてきたから妙な満足感があるのも事実
いずれにしても、前廃墟店との出会いから10年の時を経て、ようやく入店を果たすことができてなによりでした

いただき終わってお店を出ると、相変わらず入店待ちができているけれど、その中には頭が薄くなった年配者が1名
でも、おそらくはこちらがどういうお店か知ったうえで来ているのだろうから、大丈夫か?なんていうのは余計なお世話なんだろうな

(7点/10点満点)

ちなみに、先日パリッコさんが記事にしていた「台湾茶房 桃李」
どうやら2月で完全に閉店してしまうらしい


結局こちらにはご縁がなかったということかな