あるある編/住宅計画のコスパについて考える | 転生したら注文住宅営業だった件!?~アヒル隊長奮闘記~

僕はアヒル隊長。

定期的にチートスキルを注文住宅営業に使っている。

住宅計画のあるある編をお知らせするよ。

 

ここ数年前から

『コストパフォーマンス(以下コスパ)の良い家を建てます!』

『コスパの高い住宅メーカーに決めます!』

と言われる方が肌感覚でも増えていると感じています。

 

総論ではその通り!大正解!

 

「どんなコスト」に対して「どんなパフォーマンス」を期待していますか?

というご質問に対してある程度お話出来る方は、残念ながら極めて少数。

 

ちなみに、コスパとは「料金(コスト)」や「労力」に対する「効果」「満足度」に対して使われることが多いものですが、

住宅計画の場合、定義することできません。

 

(定義できない理由)

住宅計画の満足度は、住宅取得後の生活に対する満足度や期待値まで含みます

つまり居住環境・気候風土・年齢・家族構成・健康状態・将来可変性・生活スタイル・趣味嗜好・不安要因などなど 

それぞれが全く異なる環境・価値観の中で定義することに意味がないんです。

 

(高コスパ重視のお客様心理)

コスパの高い家(業者)とは・・

仕様上の高性能+一番安価提示する業者の商品!

というシンプルな思考回路になりがちです。

 

『本質的にコスパの高い家とは』

住まう家族が将来に渡り、生活満足度の高い状態を維持できることが期待される住宅のことです。

 

もし家づくりで「コスパの意識が強い方」は、いま一度振返って頂ければ、良い家づくりに直結すると思いますよ。

 

【参考】住宅建築における検証するべきコスト

①建設費用(イニシャルコスト)

②維持費用(ランニングコスト)

③設備等更新費用(メンテナンスコスト)

④上記+増改築+解体経費迄考えるライフサイクルコスト

⑤健康リスク対策経費(健康コスト)

 

あるある編はつづく