『ウルトラセブン』て、子供心にもカッコいいでは
済まされない、帰り道を見失うようなやな感じ?
寒からしめる描写と、ヌーヴェルヴァーグ直下の演出。
『狙われた街』と
並んでやだったの


これ。ダンとソガが迷い込んだ惑星は、人間が自ら作った
ロボットに支配された世界。僕はこれを観た夜、ママと
寝たはず。999の機械伯爵の遥か先を行き、より深手だった。
ロボット長官、とその秘書アリーは
コーヒーがぬるい、甘いと詰られ、打ち据えられる生身の
人間の女。主従の理不尽な逆転と、嗜虐と被虐の応酬に
ピクッときたはず、リトルキャプテンズリトルキャプテンが。

半世紀にも及ばんとするファンタジー。サーガ。