藤野町の東尾垂の湯から
県境を越え、上野原インターの程近く。
細い住宅街にひっそりと佇む
プレハブ小屋に神は棲む。
小田原系というのはわからない。
が、ハイレベルな手打ち麺と、ブタ押しが
強いわりにはほのかな甘味と苦みで
マスキングされた真黒なスープは
白河meets新福菜館featuring喜楽
といったところか。しかしあの立地で
何の飾り気もない店構え、店主の気迫を
感じる。墓に入るまで喰い続けたい一杯。
『店内撮影禁止』とあるので
神の命にしたがい画像は自粛。
しかしあの親父、一見穏やかそうで
実は鬼。佐野某なんてへそで茶沸かすくらい
鬼。以前ラーメン作ってる最中に裏口から
入ってきた業者殺しかねない勢いだった…
臨休が多いあたりも鬼。
上野原くんだりまで出かけて臨休の
日にゃ「この鬼」と毒づいて、近くの
植松という和菓子屋でこれまた日本一の
あんドーナツを買って帰りまつ(-_-;)
上野原は、神々の棲む聖域と
魔窟の境界線上に立つ町なのである。
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