ミッドナイト・ブルー | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

このクソ寒いのに
真夜中すぎに起き出して
行くあてなんてないのにさ
真夜中色の船を漕ぎ出してさ


此処ではない何処かへ。

闇夜を航海中、胸を熱くするのは
いつだってジョージ・ジャクソン。


南部のHiやGoldwax、Fameといった
名門レーベルに数多の名曲を提供した
ソングライターでありながら、ディープな
泥臭さは皆無で、かと言ってノーザン寄りの
スウィートネスや華やかさでもない…

その渇いた、少しひんやりした
作風はウェストコーストの薫りさえ。
そう。西海岸のAORってやつは、古今東西の
男と女の恋の背中を押してきたあの魔法の
音楽はさ、結局のところ

ジョージ・ジャクソンがサザンソウルを
ジョニー・ブリストルがノーザンソウルを
そしてグラム・パーソンズがカントリーを
持ち寄って、それらを誰かが密かに調合して
完成させた10番目の恋の媚薬じゃないかな。
もうそう決めた。オレが決めた。うん。


′How Can I Get Next To You?′

キミのとなりに 行きたいけど
どうすればいい? どうしたら?

届かぬ想い とても追いつけない
キミのそばに キミのとなりに行きたい…


いつか夜明けの虹を見よう
ボズでも聴きながらさ、虹色のソウルクィーン。



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