いまさらといえばいまさらですが、2023年秋クールの振り返りを少し。
最初は『きのう何食べた?』と『セクシー田中さん』だけの予定だったんです。
ですが。『天狗の台所』と『あたりのキッチン!』が気になり、先輩から『フェルマーの料理』を勧められて、結局5本と大忙しになってしまいました。
しかもこの5本、木曜から日曜日の放送と、週の後半に固まっていて、これがまた大変でした。
さらに。5本中4本がお料理がメインという、食欲の秋だからなのか、それとも単に私が食いしん坊なだけなのか、ジャンルがモロ被りでした😅
とりあえず、それぞれのザクっとした感想を書いていきたいと思います。
『天狗の台所』
BSーTBSで木曜日に放送された30分ドラマで全10回。
お料理だけでなく、駒木根聡太君(ゼンカイジャー)と塩野瑛久君(キョウリュウジャー)という特撮出身者がメインというのも興味を持った理由のひとつ。
正直、あまり期待しないで見始めたのですが、このクールの5本のうちで一番ハマった作品になりました。
天狗の末裔というファンタジックな設定がありつつも変に浮くことなく、静かで優しい時間が流れていて、お料理も一品一品をとても丁寧に扱っていて、見ていてとても癒されました。
これはたまに見返したいと思えそうな作品だっらので、保存してあります。
『きのう何食べた? Season2』
テレビ東京で金曜日に放送、40分枠の全10回。
こちらはSeason1と劇場版も見ていて、安心してみられる作品。
Season1以上に、人生について、家族や友人のことを深く描いていましたね。
特に、歳を重ねることや老いについて、シロさんと一緒に色々と考えさせられました。
お料理一品一品を丁寧に取り上げている点もとても好きです。
『フェルマーの料理』
TBS金曜22時枠で全10回で放送。
高橋文哉君(ゼロワン)と志尊淳君(トッキュージャー)のw主演、小芝風花ちゃんと板垣李光人君も出演ということで興味はあったのですが、他もあるしということで、第1回の録画は見送りました。
放送翌日に先輩から「面白かったよ」と言われ、U-NEXTで見逃しを視聴して、しばらく見てみることに。
3話目くらいで「少し面白くなって来たぞ」とワクワクしたのですが、7話目くらいでまた失速。
どうして夢中になれないんだろう?と自問自答して、分かったのは、お料理を丁寧に扱っていないことと、人間描写がいまひとつであるという2点ですね。
ここまで見てきたわけだし、ということでなんとか最終話まで見ましたけど、「見なくても良かったかな」と思わざるをえませんでした。
宇梶さん演じる主人公の父親のセリフにいくつか元気をもらえるセリフがあったのだけが救いかな。
これは脚本や演出の問題であって、演者さんはみなさん頑張っていたと思います。
『あたりのキッチン!』
フジテレビで土曜日に放送。全11回。
これはノーチェックだったのですが、初回放送日の新聞のTV欄での紹介分で気になって録画。
ヒロインである清美ちゃんのコミュ障のあまりの酷さに最初はダメかも?と思ったのですが、お料理を始めると目が輝き始めるその姿と、作られるお料理がとても美味しそうなのとで、2話以降も視聴決定。
気付いたら『天狗の台所』の次に前のめりになって視聴していました。
修行する清美ちゃんの姿や、他の登場人物のその後も含めて、Season2も期待したいドラマです。
『セクシー田中さん』&『メンターMiki先生』
日本テレビで日曜日に放送。全10回の本編+Huluで配信された全4話。
唯一、お料理がメインでない作品であり、発表になったときから楽しみにしていたドラマ。
木南晴夏さん、好きなんですよね。
見始めたらめるるちゃんもメアリージュンちゃんもいて、とにかく楽しくて、楽しくて。
最初は「ウザっ!」と思ってしまった笙野と小西も、回を重ねるごとに「ん?なんかいいヤツ?」となっていって、最終的には登場人物全員を応援してしまっていました。
不器用でどこか自分を好きになれずいいた登場人物たちが、少しずつ自己肯定力を高めていく姿に毎話毎話、元気をもらいました。
これも続編が見たいドラマですね。
というわけで。
2023年秋ドラマ5本の感想をザクっとまとめてみました。
ちなみに。2024年の冬ドラマはNHKーBSに『あきない世傳』のみの予定です。
春にはまた赤楚君主演のドラマがあるようなので、このタイミングでHuluで視聴中の『Numbers』と『ペンディングトレイン』を1話から追いかけようと思っています。