エナミさんは何も考えてないようで、何か考えてます。 -11ページ目

エナミさんは何も考えてないようで、何か考えてます。

役者です。劇団未成年所属。

日々思った事、すぐに忘れちゃうのでブログに綴ってみます。

フォローやいいね!してもらえると、ちょっぴり嬉しくてムフフとなります。

先日の舞台の当日パンフレットの写真。


コレ。



観にきた人に「誰?」って言われちゃった。笑



1年半くらい前に撮ったプロフ写真なのです。



ちなみに、千秋楽後に劇団員の高杉さんと撮った写真。


一応、見比べれば同一人物って分かるんだけど、
顔面にこれといったキャラ性がないので、
たしかに髪型とヒゲでけっこう印象が変わっちゃう。



このブログのアイコンで使った自撮り写真とか…


もう、1枚目の写真からはほど遠い。


髪伸びたし、プロフ撮り直さなきゃなぁ、
と思いつつ。


ヒゲどうしよう、って迷ってる。


最近はアウトローな役回りを演じることが多いので、
実はほとんどの役でヒゲ生やしてるんです。

だから、いっそのことプロフもヒゲ在りで撮ったほうがいいかなと思うんだけど、バイト先がね。


ヒゲ禁止!!


くそう!


くそう!!くそう!!


舞台の時は本番一週間前からバイト休むから、その間に伸ばせるんだけど。

また剃っちゃった…


からの。


電気ひげ剃りの話です。


自分、かみそり負けしますから、
深剃りの出来るような、高級なひげ剃りは肌に合わないのであります。

で、若い頃に色々試した結果、
コンビニで売ってる電気ひげ剃りがね、
丁度良い感じの浅剃り具合なのです。

ただ、舞台が終わって1cmくらい伸びたヒゲを剃る時は、大変。

毛並みとは逆方向に電気ひげ剃りをあてて、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、彫刻でも彫るかの如く…剃るのです!

電気ひげ剃りの電池が少なくなってきた時なんかはパワーが落ちるので、剃り切れなかったヒゲが刃に絡まって、引っ張られる。

これが、痛い!!


…なぜ、そこまでしてコンビニの電気ひげ剃りを使うのか?

ヒゲが伸びてる時くらい、普通のカミソリを使えば良いのでは?

と、思うでしょう。




昔、「プロゴルファー猿」というアニメがあったのです。

普通、ゴルフではアイアンやドライバー、パターなど複数のクラブを状況に応じて使い分けて打つのですが、
主人公の猿くんは、手作りの木製クラブ1本のみで数々のライバル達と勝負します。

「わいは猿や!プロゴルファー猿や!!」

木製クラブ1本で勝負する彼は、
オープニングソングの冒頭、断崖絶壁の上に立ち、
誇らしげに自己紹介を言い放つ!!




というのは関係なくて、

別のひげ剃り使うのが面倒くさいのです。


まぁ、猿くんもきっと、他のクラブを使うのが面倒くさかったんでしょう。


とにかく、面倒くさがりというか、腰が重いというか、仕事以外の事には徹底して無頓着なのです。


天気予報も見ない。
だから、出かける時に晴れてたら傘は持たない。
降ったら降ったで、濡れて帰ります。


ただ、電気ひげ剃りってやつは、
毎日肌に触れるので、顔の脂がつきやすいのか、
お手入れをしないと、脂っこい独特の匂いがついてしまいます。

男性にしか分からない、電気ひげ剃りの匂い。

やだやだ。

少なくとも男性なら、この匂い、好きじゃないと思われる。

なので、面倒くさいけど、電気ひげ剃りだけは、
たまにお手入れしないとなんですよ。


そんな感じで面倒くさがりではありますが、
こと仕事に関しては、何でもやります。


一度、バラエティー番組の再現VTRで、
座薬を入れるシーンの撮影があったのですが、
アレなんか、喜んでやりましたよ。

いや、座薬を入れるのが好きとかじゃなく。

そうゆうのじゃないってば!

何でもやりまっせ!の気概の話です。


養成所に入ってた頃もね。

発表会みたいな、外部に公開するイベントがあったのです。

数組の演者が、オムニバス形式で芝居やコントなど、色々発表する、みたいな。

僕はコント組に入ってました。

本番前日の夕方。

主催者がいきなり、
エンディングに、コント組全員でトレンディーをネタにした寸劇をやって欲しい、
と言い出したのです。

「ちょっと待てよ!」とか「やらなくていいよ」とか「なめんなよ!やってやる」みたいな一悶着を経て…

結局、やる羽目になる。

結局、全員徹夜でネタを考える。

でも、一晩ですから。

全員登場させるようなボリュームの良質なネタなんて、作れるはずもなく。

結局、強行策しかない。

そう。

…登場人物は男のみ。

1分程度のトレンディーなシナリオを数個作って、それぞれのシナリオの最後に、男同士でキスをしよう!
と、なったのです…


喜んでやりましたよ!

そうゆうのじゃなく!!

したいとかじゃないってば!

何でもやりまっせ!の気概の話!


で、僕のシナリオではBGMで久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』が流れるのですが、
この曲が流れてる間、キスをしながら二人でクルクル回ろう、となって。

これがまた、長い…

息を止めてられないので、仕方なく鼻で呼吸する。


その時ね。


電気ひげ剃りの匂いがしたんです。


というお話でした。