尊いボランティア活動です。
が、犬猫の生体を扱う厳しさにより、ボランティアさんは簡単には集まりません。意欲だけでは務まらず、粘り強さ、知識や経験が求められます。
野犬や噛み犬が溢れるシェルターでは特に、個々の犬を覚えなくてはならず、譲渡が決まっても次々と新しい犬が到来して、学習には終わりがありません。
また、たくさんの人が関わるシェルターでは、他者と協力して活動しなくてはなりません。
自己ルールを押し付けたり、協調性なく攻撃的な方も紛れ込むことがあります。
〇〇は私のもの!他の人には触らせない!
、、、という独占欲は、犬猫だけでなく人にも発揮されます。犬が可愛いあまり、ほかのボランティアさんが作ったごはんを捨てて新しいのを作り直す方もいます。
、、、良い方たちが辞められます。
犬猫を助けたくても、人間関係のつまずきによりボランティア活動を中止する方も出てきます。
シフトを組んでいてもドタキャンがあれば、来ている人が穴をカバーするしかありません。
50頭の犬を世話していく、
土砂降りの朝も、灼熱の真夏日も。
早朝や、雪の日や台風の日には
ボランティアさんも少ないのです。
責任感ある方に負担がかかります。
からだも心もダメにしないためには、
その時間には悪天候でも来てくださり、淡々とお世話下さる方が必要です。
飼い主がいない犬や猫を引き取り世話する施設で、飼養費含めて有償スタッフさんを国が雇用する仕組みができたら、シェルターの運営は持続可能となります。
それにはまず、飼養費を算出する必要があります。
たとえば人の場合。
養う大人がついていない、だから行政が養う子ども。
親のいない、あるいは捨てられた、事情があって親と暮らせない子どもたちが暮らすのは児童養護施設です。
日本の児童養護施設に国からあるいは地方自治体から助成金が支払われている一人当たりの額は?
国、都道府県、市町村がそれぞれ何割を負担しているのでしょうか?













日本の児童養護施設における助成金についての詳細は、次のようになっています。
### 助成金の内訳
児童養護施設に対する助成金は主に国と地方自治体(都道府県および市町村)が負担しています。具体的な割合は以下の通りです。
- **国**: 約1/2
- **都道府県**: 約1/4
- **市町村**: 約1/4
### 助成金の額
児童養護施設に対する助成金の額は、施設の種類や地域、子どもの年齢や状況によって異なりますが、おおむね年間で以下のような金額が支給されています。
- **一人当たりの年間助成額**: 約300万円〜400万円
この金額は、施設の運営費用、スタッフの人件費、子どもの生活費や教育費などに充てられます。
### 実際の負担額
国と地方自治体の負担割合に基づいて、例えば年間で350万円の助成金が一人当たり支給される場合の負担額は次のようになります。
- **国の負担額**: 約175万円
- **都道府県の負担額**: 約87.5万円
- **市町村の負担額**: 約87.5万円
詳細な金額や制度の変更などについては、各自治体の福祉課や児童相談所に問い合わせると最新の情報を得ることができます。
このようにして、国と地方自治体が協力して児童養護施設の運営を支えています。
民間だけでなく。
あやを
飼い主のいない犬猫の問題は、みんなの問題だから。
ペット保険会社が算出した1年間にかかるペット飼養費は23万円です。
例えば犬20頭を抱える第二種動物取扱業には、23万円×20=460万円の助成を行うとします。
財源は国と地方自治体。
460万円あれば、300万円を人件費として月給14万円で働く方を2人採用できます。(あるいは曜日固定のボランティアさん60名に毎月5万円ずつ謝礼をお渡しできることになります。)
残り160万円が家賃、水道光熱費の一部となります。
寄付金を集めながら、医療費とフード代にあてるとすれば、
何とかやれる数字ではないでしょうか。
人が死なない数字。
ボランティアに過度な負担がかからない数字。
生き残れる数字。
助成金を受けることにより、さらなる規制がかかるのは覚悟の上です。
公金を注ぎ込むからには最低限法人格がないと、厳しくなるだろうと思われます。
児童養護施設や障がい者施設であれば社会福祉法人。
動物保護施設であれば、NPO法人、認定NPO法人、一般社団法人。
そのような法人格を持つ動物保護団体を対象にするという条件を付けて、助成する。
運営を継続するには必要な措置であると考えます。
動物愛護法のなかに盛り込むこともできるし
新たな法律を作ることも考えられます。
日本には、その第一歩が必要だと強く訴えたいのです。
ジョイには嬉しいお話しが来てます
ぷっちょにもあるといいね、嬉しい話。
里親様の。
茶々
殺処分リストに並んだ茶々。
幸
ベイカ
清春の水
ケンの部屋
丸投げでなく、
育成