5.28 10年ぶりのセンター訪問byパイナップルさん 子犬室 二頭房 10号室 個別房 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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私はパイナップルと申します。

おかめ代表とは知り合ってから40年の親友です。


CAPIN立ち上げ時からずっと応援してきました。


ここ、茨城県動物指導センターを訪れ、犬の殺処分に立ち会ったのは10年前です。


この頃は県議さんたちにCAPINシェルターを訪問頂き、茨城の殺処分数を減らすための相談を重ねていました。


茨城県動物指導センター訪問もその一環として企画されました。



あのときは動物行政の現場を体験するとの企画で、小川一成県議を中心とした県議団とともにCAPINのメンバーと茨城県動物指導センターの収容、飼養、殺処分業務に立ち合いました。


殺処分される犬たちが9号室より10号室通路に追い込まれ、最後にこのガス室に鮨詰めになって入りました。県議のひとりが代表し、殺処分ガスのボタンを押し、あっという間に犬たちは倒れました。


白いなつこい犬が、助けを求めるように、必死な瞳で、箱の外から覗き込む私たちの顔を見上げていました。





ここが最後の通路でした。





私たちは殺されていく犬たちを前に無力でした。



何もできなかった。

毎年、数千の犬が収容されていました。


増やす人、捨てる人、繁殖を止めない人。


悪いのは飼い主の県民であり、業者であり、全国で犬の殺処分数最多の茨城県は、モラルやマナーの面で根深い問題を抱えていると暗い気持ちになりました。













10年たって、またこの茨城県動物指導センターに戻ってみて、


職員の皆さん、がんばっておられるなあ、と思います。













頑張っておられるなあ。





ただね、犬たちが気の毒。




犬は鼻が効くでしょう。


その犬が、臭いのきつい狭い房に閉じ込められているのを見るのは、ただ気の毒でなりません。









何とかしてあげたくても、今は住宅事情が昔とは違って、中型犬や大型犬を迎えられる家族は限られています。


人慣れしていない犬たちを慣らすのも大変な苦労です。


譲渡はハードルが高い。

ふつうなら手が出せない、何もできない。


殺さず助けるには、管理の仕方を工夫するしかない。


毎日の世話はボランティアさんだけでは無理。


















これを見なかったことにもできるわけで、、、




この子たちを助けることは出来なかった10年前。





今は殺処分がなくなってから4年。


職員さんも頑張っておられる。

本当によくやっていると思う。












何ができるかな、この子たちのために。

















この子たちには罪はないのですから。
















































































































































by パイナップル