おやすみ、福丸、大好きだよ

『福丸の手術』

可愛かった福丸が入院先で亡くなりました。

腫瘍がみつかり、4月に手術をしましたが、さよならまでの時間はわずかしか残されていませんでした。

残念ながら病理検査結果は思わしくなく、肝臓には転移も見られたそうです。

先生は余命については何もおっしゃらなかったようで、オペのあとは食欲もあったので、まだまだ元気でいてくれるかと希望を持っていましたが、食欲が落ちたのが心配でした。

福丸に何をしてあげられるのか。抗がん剤治療をするのかしないのか。するなら何の薬がよいか、病院ともご相談。

病院に通い、痛み止めをお願いし、効かねば別の薬に変えてもらったりと動いておりました。

どこまで転移があるかも不明。

福丸の生命力を信じながら、祈るような数日間。

CRP様にご報告、相談しながら福丸にとってペストを探りながら動いてきました。

CRP様には茨城県動物指導センターから選んで頂き、福の溢れた可愛いお名前、「福丸」をつけて頂きました。

CRP様もときどきシェルターにお散歩に来てくださり、福丸、そしてカムイのことを可愛がってくださいました。

私たちは福丸をお預かりし、CRP様の代わりに精一杯お世話して参りました。

腫瘍の発見がより早ければ

と悔やまれてなりません。

噛み犬を病院に連れて行くことの難しさ。

フィラリア陽性だった福丸には、鎮静をかけること自体の危険もありました。

CRP様には申し訳なく思います。

福丸の元気なときに、CRP様にともに時間を過ごして頂き、お散歩もして頂いて、良かったと思います。パパに甘える福丸。

そのあと、福丸の呼吸が苦しくなり、病院に急遽向かい、入院となりました。

残念ながら、福丸は数日後に亡くなったとの連絡を受けました。

福丸を病院にお迎えに行かれたつーこさんよりご報告

とにかくお散歩ダイスキ、チャカチャカ、トコトコ、と、一瞬のスキもなく忙しそうに歩く、第２シェルターでいちばん忙しいオトコだった、福ちゃん。センター名はサンバ、サンバを踊り続けてるみたいに、はげしくたのしく動いてたからかなぁ??

みんなに愛されて精一杯がんばりました、本当に楽しく生きてくれたと思います。

以前、事故で大ケガをした時も、たまたま居合わせた私が搬送しましたが、ケガしてるのにニコニコ歩いて、あせって運転している私の顔をペロペロなめてくれました。

痛みに負けない福丸、最後までがんばって、旅立ちました。今は痛みから解放されて、またチャカチャカトコトコと忙しく歩きながら、私たちを見守ってくれてると思います。

かわいかった福丸、みんなにまんまるな福をくれましたね。シェルターに来てくれてありがとう！

CRPパパさん、福ちゃんに出会えたボランティアさん、みんなの心に福ちゃんのニコニコ顔がいつまでもいて、今はさみしいけど、きっとこれからもみんなに元気をくれると思います。

間に合わなかったけど、福ちゃんの紹介に作ってた最新作と、いつも動きが激しくてなかなか撮れない正面顔のかわいい写真を送ります。

福丸、ありがとう大好きだよ

byつーこさん

ケイト

オハナ

いのちはいつか尽きる日が来るね

グローリー

ホーム

生きている存在はみな、テロメアに支配され

死から免れることはできません。

ずっとこの先、いまのままが続くわけではないね

甘夏

ムサシ

ここには犬猫200頭。

シニア化が加速。

看取りや介護が続くでしょう。

人も。

あやを

動物も、

あの子もその子も、

時が来て土にかえります。

頭を負傷していた猫ポテト

私たち人間も同じで、

いつか活動ができなくなるときが来ます。

いのちには限りあり肉体は滅んでも、思いや生き様は残された私たちの胸にずっと残ります。

これまで、たくさんの犬や猫が助けられてきた里山シェルター。

これからも、助ける人、仕組みを変える人が育つように、残された私たちが目的目指し気持ちひとつに、この犬猫保護活動ができますように。

向こう側に渡っていったたくさんの福丸たち、先輩ボランティアさんたちが安心できるように、しっかり繋いでやっていかねば。

バトンを渡せる人を育てながら。

皆様の応援をよろしくお願い致します🙇

by鶴田真子美（おかめ）