エイミー卒業ご報告 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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ちょうど1年前の今日、我が家に預かり移動してきたエイミー。

2月あたまに正式譲渡していただき、一昨年亡くなったCAPIN出身の先代に続いて、

我が家の2代目ワンコとして迎えることが出来ました。

 

ゴリゴリの野犬魂を持った美少女との前評判で、

保護前に交通事故で脊髄損傷しており、下半身麻痺で圧迫排尿が必要な子です。


この1年の間で、カートに乗って毎日お散歩に出るようになり、

地面に降りて休憩したりして外に慣れながら、

2月にフィラリアが完全に陰転したこと、だいぶ信頼関係も築けて、

外にも慣れたタイミングもあり、3月から車椅子デビューしました!

 

爆裂パニックになるのではないか、車椅子に乗せている間に逃げようとするのではないかと

厳重に警戒しながらのデビューでしたが、初めこそ驚いていたもののすぐ理解してくれて、

装着の間もしっかり待っていて歩行もスムーズ、順調に乗りこなしています。

 

元野犬というと、人馴れの面や脱走の危険などハードルが上がってしまう部分も実際あるとは思いますが、

エイミーの賢さ、観察力、理解力、思慮深さはきっと、

これまで生き延びてきた犬生あってのものなのだろうと感じます。

積極的に甘えてくるとか、感情を大きく出すことはないタイプですが、

この奥ゆかしさ、物静かさ、そして生まれ持っての優しさがエイミーの素晴らしい魅力です。

 

寝床でノビノビ安心した顔で眠る姿、車椅子で見せてくれる明るい笑顔など、

エイミーがただ居てくれることで、家族は大きな幸せをもらっています。

 

最初の頃の写真を見返して、こんなに顔つきが甘くなったとか、

些細なことでも、前は出来なかったことがいつの間にか出来ていて嬉しいとか、

意外に実は慕ってくれているのか!?と感じられる瞬間が積み重なっていたり、

まだまだ1年ではありますが、少しずつ絆を紡いでこられた大切な1年でした。

 

 

先代モモが寝たきり介護の末に旅立ってから4ヶ月後、ひょんなご縁でやってきたエイミー。

モモの采配で我が家に来てくれたと思えることもたくさんあり、

エイミーとの暮らしの中でモモを重ねて思い出したり、そばに感じたり。

モモもエイミーのそばで一緒に居てくれているように思います。
 
最後に、
鶴田代表はじめ、たくさんのボランティアさん達が尽力して繋いで下さったご縁を頂き、
大切な可愛いエイミーを家族に迎えることが出来ましたことに感謝を申し上げます。

 

(byドラメイ)