千日行 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ




骨が痛い


雪が滲みる
雨が滲みる



腰が痛い



膝が痛い



でも、

グリコ、可愛い🩷





雨に濡れて☔

服が体温を奪う

でも終わらず。



冷たい雨に濡れる冬の朝



犬たち猫たちのお世話は休みない。



骨にくる。


ワサビ


私たちボランティアの心臓と骨が泣いている泣き笑い

シェルターは重労働

対犬猫人間、すべてが生き物相手で、

病気も怪我も双方にある、

噛まれ傷よりも言葉による怪我で深傷を負うもの。


無い無い尽くしの完璧はあり得ないところで

執拗に求められる完璧さ。


100%捧げても責められる切なさ。かなえちゃん、ごめんなさい。なぜ腫瘍に気づかなかったかと詰られる。


センターで殺処分されるところを引き出した噛み犬かなえ。


24時間捧げても限界があったところに、

なぜ助けたのかと詰問される。


時間、体力、お金に限界を抱える人間だから、

老いと向き合う人間だから、

やることにも限界がある。


腫瘍に気づくには、時間、体力、お金を持つこと、

さらに動いてくれる同志を持つことが必要だった。


連れて来なければ、かなえはセンターで殺されていた。


でも助けたことを詰られる。

この繰り返し。



保護活動のなかで向き合うたくさんの犬猫たちは、可哀想だと言われるけれど



可哀想ではない

ボランティアさんがお父さんお母さん。

自分の空間

自分のケージ

自分のラン

自分のごはん

深く愛情傾けるボランティアさんたち。

一般家庭にも負けない慈しみだ。



家庭で大切にされる飼い犬猫に対するような

細やかなケアや

完璧な医療は保護団体には無理。


ここは茨城だから。



特定の1匹だけに施せない、

会のお金も施設も

みなでシェアするものだから。



ケージ掃除は屈むから腰にくる、

と毎朝4時スタートで8時半まで作業くださるM博士。

毎朝、休みなく。ウィークエンドすら。


ご自宅で、散歩の前に筋力つける体操をされるそう。


ケージ掃除とごはん作りと洗濯をお手伝いくださる方はおられませんか。M博士とペアで。


2時間だけ。

博学の博士から、物理や科学や海外の話が聞けますよ。





しげくにラブ


私たちは目の前の精一杯を

心を込めて

小さくても確実に実行していくしかない。



クレーラブ



あまりに痛くてロキソニン飲んで働いています。


延々と続く

明日も

明後日も


苦しさからだれかを責めたくなるのだろうか

責めたら気が晴れるだろうか

その結果、動物は助かるだろうか


責めたらより結果が出せるものだろうか

最前線で、無償で動いている人を


と、何ものかがとぐろを巻いてたちのぼり

ケージを数え、皿を数えながらも

ふつふつと


何と呼べばよいかな


方策。解決。

この道を選んだからには。


と、結局は楽天家で健康な自分に戻ってくるのだけれど。



かなえを思いました。


ひとりの人間の限界と

他力にすがる術を思い巡らしました。


ひとつの命を超えて、次に横に縦に、繋がっていかねば。


あの世にも。


祈りのような、念仏を唱えるような

痛みと向き合うシェルターワーク。


2019年から犬たちと歩き続けています。

睡眠は2時間


すべて忘れ切り、捨て切り、許し切り、

阿呆になりきることを目指す、

これは千日行に他なりません。



もふハウスには水道がないため、予め水を汲んで行くと楽です。


チャッピー




伊勢


今日は気温が低いまま。

寒いね。




雪に備えて前夜から泊まり込み。

筑波山あたりは雪は積もらず。

山は白化粧。




みな、なかに。





by鶴田真子美(おかめ)