あんこさん山本さん。
坂上どうぶつ王国にも登場されたシニア犬ボランティアさんです。CAPINのシニア犬たちをお世話されています
いつき、抱っこできるようになりました。
生ちゃん(せいちゃん)を、思い出します。。。それから、、、来週末、サスケがトライアルに行くようなので、そのタイミングで、カコを第一に移動できたらと考えています。
もっと、第二に手伝いに行ければと思うのですが。
byあんこさん
いつきは生くんを思い出させるワンコ。
一頭ごとの記憶。
古ぼけたノートに、2019年から殺処分を止めるために69番目に引き出した犬、
生くんの名前の記載があります。
2019年に殺処分ストップ!茨城の事業をスタートしてから、目の前にいる一頭ごとへの取り組みを全国のレスキューペアレント様とともに行なって参りました。
生くんをセンターレスキューペアレントK様と一緒に引き出したころ。
無我夢中で過ぎた時間。
殺処分が当たり前だった時代を変えていくために、汗を流した私たちボランティアの思いがあります。
2016年以降、CAPINと県,市,獣医師会でワーキンググループを作り、住民の理解のもと、常総市をまずノーキルにした経験がストップ!殺処分事業のバックにありました。
野犬捕獲に長けたボランティアさんたち。噛まれない扱い。粘り強い慣らし。
力合わせ、野犬地域の全頭150頭を保護して譲渡。その結果、常総市に動物愛護条例、協議会、JOSO WANZEROが誕生しました。
それから8年。
2021年度に茨城県は殺処分ゼロを達成しました。
殺処分ありきだった県が考え方を改めました。もちろん、課題は山積みです。しかし、何とか殺処分を避けようという方向に、少しずつ変わってきた手応えがあります。
ところが、、、
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/seiei/kankyo/documents/r5doubutuaigokyougikai.pdf
2023年7月7日に開催された茨城県動物愛護推進協議会の議事録を拝見しました。
それぞれの委員のお考えがわかる資料ですので、いま掲載されているうちに記録に残しておきます。
そのなかに、殺処分再開に傾けようとするご意見もあります。
国から派遣された委員により、殺処分再開は仕方なく住民へ理解をさせるべきとのご意見がありますが、時代は変わり私たちボランティアは地にへばりついて不断の努力を懸命に行っています。
理想を掲げて安易な頭数削減をしようとする、これまでのやり方に戻すことは納得されません。
置く場所があれば助けられます。それは海外のシェルターで見てきましたが、市町村ごとに施設があり、そこがマイクロチップや避妊去勢、迷子犬捜索、啓発、子どもたちの移動教室となっています。
置き場がないからガス殺する,という時代から、不幸な飼い主の不明な愛護動物らの施設を作り、そこを啓発と教育、新たな家族とのマッチングベースとする、その転換へ時代をシフトしていく必要があるのです。
多頭飼育崩壊を防ぐために私たちも助けた犬猫のQOLをあげるために努力しているところです。
CAPINでは今、県内外、地元のボランティアさんを巻き込んで施設を運営していこうとしています。そのため福祉分野の専門家とも相談を始めています。
人も幸せになれる居場所づくり。
地元に根付く活動を目指しています。
この議事録には、嬉しいことに、一木さん磯崎県議さんにより、建設的な前向きなご意見も見られます。
センターに収容されてくる犬を増やさない努力を県民に啓発し、市町村にも動いてもらおうと県議や市議、獣医師会も声をあげています。
市町村に、重い腰をあげさせるには、県や動物愛護推進協議会から働きかけようとまとめておられますね。
大変心強い動きです。
国から、水を差すことはなさらないで頂きたいです。
茨城県は茨城県のやり方で、やらせて欲しいです。
県議会でも市町村議会でも、動物愛護協議会を作り
予算をとれるように。
動物助けは、社会の共助、人助けにも繋がります。
予算を付けるためには議員さんが議会で質問し、通告し、解決のために道を切り拓くのです。
議員さんたちの出番です。
茨城県条例に基づき、政党や派閥を越え、真摯に動いてくださいますよう、見回りたいと存じます。
動物と人を助ける全ての方を応援しております。