7.21センターにいた犬猫たち 78910号室 焼却炉の壁がなく冷気ダダ漏れ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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7号室

































8号室















































9号室































































10号室







10号室から9号室を見る















10号室の壁


向こうには焼却炉







スタイロフォームの断熱材がずり落ちて穴が開き、冷房で冷えた空気がダダ漏れていました。


10号室の通路の向こうにはガス室、その真下に今も使われる焼却炉があります。


10号室の通路は「嘆きの橋」であり、生前最後に渡る通路でした。


この通路まで使って、茨城県は犬たちを過密に収容している現実があります。


アニマルウェルフェアに則した新たな動物愛護(共生、啓発)センターを作る気配もなく。


機能分散の話も掛け声ばかり。



殺処分ゼロをめざす条例を作り、殺処分が止まって3年は経ちましたが、行政の施設だけには動物愛護法の数値規制も治外法権のまま、散歩もなくボランティアも入れず過密に収容し、ガス室への通路まで房として使用されます。


焼却炉と犬たちのいる大部屋との境の壁すら作られずに放置されている、エアコンの空気が逃げてゆき焼却炉の熱が入ってくる。これを新センター長に訴えました。


電気代は私たち庶民の税金です。


こんなに基本的な小さな改善すら実現しない、もの言えばくちびる寒しの茨城県。


いまだに負傷動物のためのレントゲンもなく、週末にセンター収容動物を診る当番獣医師の制度もない。でも壁を作ることはそれと比べて複雑な作業ではない。一日工事で終わる話です。


犬猫に対する人道的な扱いを願う民間の思いと、茨城県動物指導センターでの扱い方や設備管理のズレはどこから来ているのか、、、変えないこと、現状維持が鉄則の行政ではあるけれど、この環境危機の時代に壁なくエアコンとは、、、一般家庭ならその場で直すでしょう。これが、何年も放置されてきています。


夏も冬も苦しむのは犬たち、働く委託業者の若者たちです。


環境省の節電アクション下矢印下矢印下矢印



これに従い、県の施設も断熱、節電に努めてください。穴を塞いで壁を作ってください。



by鶴田真子美(おかめ)