残念なお知らせをしなくてはなりません。
7月11日に坂東市岩井から黒いシニア犬が茨城県動物指導センターに入りました。
YM様が160頭のなかから、この子をセンターレスキューペアレントとして選んでくださいましたので、
7.21にセンターからタルコフおじいちゃんを引き出しました。
が、その夜遅くに預かりボランティア様宅で亡くなりました。
センターで引き出した14時半にはすでに昏睡状態でした。
点滴などはずし、補液の道具もいっしょに運び出しました。
補液や介護に経験を重ねたあんこさんが引き受けてくださることになり、センターからまっすぐ彼女のお宅に向かいました。
センターで10日過ごしたタルコフ。
最初、個別房にいたときは食欲もあり、立っていたそうですが、先週の頭に医務室に入ったあとは食欲も落ち寝たきり状態で、点滴に。
センターでは暑さも厳しいので、熱中症も考えられるかもしれません。
Y様より引き出しのご依頼を受け、水曜日にセンターに連絡しましたら、すぐ血液検査をしてくださり、腎臓が非常に悪いことがわかりました。
昨日の金曜日、元々別のワンちゃんミチルを引き出しに予約を入れていたのですが、前日の木曜日にセンターから連絡があり、週末には職員が不在となり点滴などもできなくなるため、早めに引き取ってほしいと言われ、急遽シニア犬の預かりをお願いできる方を探し,お迎えに行って参りました。
点滴の器具などいっしょに持たされ、補液をしながら看取りとなりました。
動物指導センターはこの季節、シニア犬には厳しい場所かと思いました。
センターで亡くならず,Y様に引き出して頂けて、タルコフ君も幸せでした。たとえ亡くなるにしても家庭で看取られましたこと、ありがたいです。
あんこさん、いつも本に頼りになります。😊付き添ってくださり、点滴などありがとう😊
Y様、茨城の犬のために、本当にありがとうございました。
Y様がおられなければ、センター医務室にて寂しく命を終えていたことでしょう。
預かりボランティアあんこさんより
「足を動かしたり頭を上げたりしていました。
身体をきれいにして、床ずれができないようにしたり。
子犬のようにかわいい子でした。
今、息を引き取りました、
ひざの上で抱っこして身体をなでていました。
栄養ドリンクを少し飲んでくれたので、もしかしたら元気になるかなと思ったのですが。。。
短い時間でしたが、いいこでした。託して下さりありがとうございます。
苦しむことなく眠るように逝きました」
間に合わなかった
というより、
間に合ったのです。
出られて良かった。
でももう少し早ければ。
シニア犬は早く出してあげたい。みるみる衰弱していきます。床ずれができてきます。
季節がら、早めの火葬をさせて頂きました。
お骨は第2シェルターカコハウスに置きました。
遠方のY様の分も、線香をあげさせて頂きました。
タルコフ君にはハート君というお名前がつきました。
センターにいるシニア犬たちを引き取ってくださるお気持ちのある方はぜひご連絡下さい。
info@capinew.jp
鶴田真子美(おかめ)
https://congrant.com/project/capin/1439
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