全国に広めたい!環境省がつくった地方自治体向け「動物虐待に関する対応ガイドライン」 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

動物虐待を犯罪として認めさせるために・・・

全国に広めたい!環境省がつくった地方自治体向け「動物虐待に関する対応ガイドライン」


地方自治体の御担当者様、警察署様、是非活用して下さい。


公文書作成の「ひな型」があります。


 

 

 

 

(環境省が作成した各種文書の様式)


ネット動画や実際に犬や猫が虐待されているのを見聞きした人が役所や警察に通報することが多くなってきました。


飼い主に棒などで叩かれている、脅されている、多頭飼育で劣悪な場所に閉じ込められている等、見るに見かねた私達の通報が、その子達を地獄から救う第一歩になります。

 

ただ、通報しても役所が動いてくれなかったり警察が取り合ってくれなかったりする場合が多いのも事実です。


その様なことにならないよう、環境省は昨年、地方自治体向けに「動物虐待等に関する対応ガイドライン」を作成しました。


このガイドラインでは実際に虐待が疑われる事例に遭遇した時に、地方自治体として具体的にどのように対応するべきなのかを明示しています。


このガイドラインの素晴らしいところは 通報を受けた役所が作成するべき書類一式のひな型を全て公開している点です。


役所は環境省の作った文書のひな型の空欄を埋めていくだけです。

 

役所は動物虐待の通報をどう扱ってよいかに慣れていないので、虐待が疑われる犬猫の記録の取り方や警察に提出する告発文書の書き方に迷いが生じる場合が多いのです。


記録も残さず警察に文書を出さない自治体すらあるでしょう。


その結果、動物虐待を犯罪として成り立たせることがむずかしくなり、犯人が野放しになってしまうことが多いのです。

 

虐待を把握した地方自治体が作成すべき文書一覧ひな型は以下の通りです。


各種様式等

·         相談等受付票の例【Word 22KB】

·         案件記録票の例【Word 30KB】

·         動物の状態チェックシートの例(生体・猫版)【Word 43KB】

·         動物の状態チェックシートの例(生体・犬版)【Word 69KB】

·         動物の状態チェックシートの例(死体・猫版)【Word 472KB】

·         動物の状態チェックシートの例(死体・犬版)【Word 146KB】

·         文書ひな形1(勧告)【Word 20KB】

·         文書ひな形2(弁明の機会の付与)【Word 19KB】

·         文書ひな形3(措置命令)【Word 20KB】

·         文書ひな形4-①(告発【愛護動物虐待等罪】)【Word 27KB】

·         文書ひな形4-②(告発【命令違反】)【Word 27KB】

·         文書ひな形5(警察への情報提供)【Word 22KB】

 

(ガイドラインを知ってもらうために、全国動物ネットワークから県庁と警察に文書送付)


茨城県桜川市で飼い主によって犬が棒で叩かれていじめられていた動画が広まり、心配する方々から警察や市役所に通報がありました。


ところが市役所は告発せず、我々民間人が告発しました。


もし環境省のガイドラインに基づくのであれば、市役所は上記ガイドラインの各種様式(文書)をそろえて、率先して警察に提出していただけたはずです。


そこで 全国動物ネットワークは茨城県庁、茨城県警察、桜川警察署に、環境省ガイドラインを周知徹底していただきたいという文書を送付いたしました。

 

!!皆様にお願いです!!


皆様のお住いの自治体でも、このような環境省ガイドラインのことを知らない場合があると思います。

ましてや対応マニュアルともいえる文書ひな型まで公開されていることを知らない可能性があります。


そこで、以下に、それをお知らせする文書例を作りましたので、ご自由にプリントアウト等されて、お住いの自治体等にお送りいただけませんでしょうか。

 

役所や動物愛護センターあて要望書文例(pdfあり)

 

 動物愛護御担当者様

                    年  月  日

                    氏名

                    連絡先

 

   環境省「動物虐待等に関する対応ガイドライン」の周知徹底を求める要望書

 

日頃は、動物愛護行政にひとかたならぬご尽力を賜り厚く感謝申し上げます。

多発している動物虐待については、近年の様々な調査、研究によって対人暴力との連動性や因果関係が指摘され、子どもや高齢者虐待、殺傷などを未然に防ぐためにも動物虐待にいち早く対応する必要性が求められています。実際に虐待が疑われる事例に遭遇した時に、地方自治体として具体的にどのように対応するべきなのかを明示している環境省のガイドラインがあります。このガイドライン再認識していただくとともに、関係各所へも周知徹底していただき、動物愛護の理念のもとに動物及び人の命を守るための一貫した対応システムを構築していただくことを強く要望いたします。

 

<参考資料>

(環境省「動物虐待等に関する対応ガイドライン」)

https://www.env.go.jp/press/110828.html 

 

(環境省ガイドラインにおける各種様式)

環境省のガイドラインには、自治体が作成すべき文書類例(対応モデル)が用意されています。書式であると同時に地方自治体が行うべき対応の流れでもあります。

·         相談等受付票の例【Word 22KB】

·         案件記録票の例【Word 30KB】

·         動物の状態チェックシートの例(生体・猫版)【Word 43KB】

·         動物の状態チェックシートの例(生体・犬版)【Word 69KB】

·         動物の状態チェックシートの例(死体・猫版)【Word 472KB】

·         動物の状態チェックシートの例(死体・犬版)【Word 146KB】

·         文書ひな形1(勧告)【Word 20KB】

·         文書ひな形2(弁明の機会の付与)【Word 19KB】

·         文書ひな形3(措置命令)【Word 20KB】

·         文書ひな形4-①(告発【愛護動物虐待等罪】)【Word 27KB】

·         文書ひな形4-②(告発【命令違反】)【Word 27KB】

文書ひな形5(警察への情報提供)【Word 22KB】





ベル


コウ




ベル


ぷっちょ、グローリー


ジャン



ヒフミ



グッド センター名きみどり


ガレ、サスケ




虎太郎




シエル



ニロ


ケン


ベル,トロワ



マリン


虐待を許さない社会を❗️



by鶴田真子美(おかめ)