困窮し借家を出なくてはいけないことになったご夫妻から犬を預かることになりました。
人道支援のNPOやあさいろのくもさん、市民ネットの皆様が動かれ、就労支援や住宅支援も受けられるようになりましたが、今後の家はペット不可な住まいのため、当会CAPINに相談がきました。
5.17
お預かり前に混合ワクチンを打つため動物病院で待ち合わせをしていました。
が、ノーリードでフリーだった犬を飼い主さんがつかまえるときに興奮し、議員さんスタッフさんも噛まれ、犬も血を流しているとかで、大変そうでした。
SOSを受けてケージを積み、待ち合わせの病院でなく、ご夫妻のお宅に向かいました。
高速を降りてからも1時間半の深い山。
何とか部屋でつかまえましたが、
部屋は血だらけ。犬も怪我して人も怪我してだれの血がわからず。
犬をケージに追い込み、1時間かけて病院に運びましたが、このままでは預かり中にもお世話ができません。
動物病院では鎮静を打つついでに去勢、首輪付け、フィラリア検査などもお願い致しました。
この子はお散歩の経験はなく、飼い主さんは扱いが厳しかったと聞きました。
ワンちゃんの様子を見るため、わんぱくママさんが急遽、機転を効かして預かってくださることになりました。
ペット可の家に移転するまでの預かりです。
飼い主さんから革手袋が用意されていました。
先週は奥さんが噛まれた、最近荒れている,と聞きました。
パピヨンは元から警戒心が強いです。
あとから分かりましたが、ワンちゃんは、歯が抜けたために出血したようです。
可愛くて賢い子だと感じました。生活の大変さや環境の変化に敏感になっているのでしょう。
お父さんお母さんが余裕があって幸せでないと、子どもやペットは辛いです。
たくさんの方からあたたかく支援され、ご夫妻は本当に恵まれています。早く落ち着いて生活できるようになりますように。この子も幸せに、、、
全国的に名を馳せるチェーン店のペットショップで購入したそうです。ここに、問題の全ての根源があります。
だれでも購入できてしまうペットショップ。お金を出せば、しっぽのついた家族=いのちを買えてしまうという仕組みに、NO❗️を突きつけるべきときが来たと思いませんか?
たくましく生きる地域猫ら
つるっ禿げタヌキさんにお薬を❣️
猫男爵のカンパで薬も追加購入し、ジャスミンさんたちがタヌキ助けに奔走くださっています。
信太郎
by鶴田真子美(おかめ)