茨城県議会議員の宇野信子さん(市民ネットワーク)が、予算委員会にて動物愛護について質問くださいました。
令和5年度第1回定例会 予算特別委員会 うののぶこ質問項目
①犬猫殺処分ゼロの維持について(知事)
茨城県は犬猫殺処分数が全国的にも多かった経緯があります。そのため、請願署名がでて平成28年に茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す議員提案条例が成立しました。
平成29年度から犬猫殺処分ゼロを目指すプロジェクト事業を開始し、これまで様々な施策を実施されてきたことと思います。
NPOはじめ犬猫愛護団体等の協力もあり、収容中に死亡はあるものの、近年では殺処分は行われていないと聞いております。しかし、一度に多数の引き取りが必要となり、動物指導センターのキャパシティを超えるということで、市民団体へ引取の依頼が発生した事案がありました。引き取りできなければ殺処分せざるを得ない状況だという訴えがありました。現在の動物指導センターの受け入れ可能規模、また、受け入れ可能頭数を超えた場合はどのように対応しているのでしょうか。
そこで犬猫殺処分ゼロを目指す施策の成果と課題について知事に伺います。
(再質問)
茨城県では動物保護団体が動物指導センターから引き出した犬猫を飼養するために、飼育管理費補助を行っていますが、更なる支援の必要があると考えます。
引き取りの協力をお願いした場合、飼育管理費補助として1頭当たりえさ、ワクチン、消耗品代を1ヶ月1万円と想定して、5000円を1回のみ支出しているとのことですが、1ヶ月で里親が見つかるとは限らず、ボランティアでは限界が来ていると聞いています。
そこで動物保護団体へのさらなる支援策が必要ではないかと思います。
これについて知事の見解を伺います。
(意見)
根本的に犬猫殺処分ゼロを継続するためには、県が今行っている事業をもっと広く県民に知ってもらうことが重要だと考えます。さらに周知に力を入れていただくよう要望します。
以上、宇野のぶこ県議が県議会にて質問してくださいました。ありがとうございます。
つくば市民ネットワークは市議会でもCAPINは請願で2010年よりご協力頂いて参りました。
これからも犬猫のために、現状の把握、課題の見極め、改善への働きかけをよろしくお願い致します。
by鶴田真子美(おかめ)