予告通り本日は、もうひとりの
甘えん坊な俺さまをご紹介します。
候補が3匹いましたが、正解は…
茶トラのピカソ
(筆者の勝手な愛称:なし)でした!
いっしょに保護された他4匹と比べ
ひとりだけFIV陽性で
ひとりだけ男性ホルモンの恩恵を
これでもか!と受けたような
個性的な容姿だった(今も…)ピカソ。
太い腕でお見舞いしてくる速球パンチに
保護直後は「猛獣」と恐れられていましたが
「イヤ、あれは『猛獣』を被ってるだけじゃ!」
と思っていたのは、筆者だけではないはず。
その予想通り、ほどなくして“猛獣”を脱ぎ
内なるスリゴロを大いに解放しました。
気に入らないことをされた時
(=ゴハンのお皿を下げられる時と
ケージに戻される時)は
猫パンチのお見舞いが随分つづきましたが。
猫界では超美男子扱いであろう
おっきな顔&細マッチョな体躯だった
保護当時から、すでに2年半強。
美味しいごはんをモリモリ食べて
ま~ったり過ごすおかげで
今では単に、全体的におっきいオッサンに
なり下がりました。
<BEFORE>
(背景で繰り広げられている一戦にも注目)
<AFTER>
(しっぽだけは、太さ変わらず!?)
スリゴロ解放直後は
ボラの近くに来て、顔を突き出して待つのが
「俺っちのおっきな頭、ナデてもいいよ…」
という合図だったりと
イマイチ分かりづらい甘え方を
採用していたピカソですが、だんだん
甘えが減っていったボスとは対照的に
どんどん分かりやすい手法を採用し
甘え上手さんになっています。
例えば、目の前にゴロニャ~ンと
こんなふうに寝転んで…
…来るので、ついつい
(お肉たっぷりの)顎をなでちゃうと…
…腕にお手々を載せてきてくれます!キュン
その肉球の温かいこと…キュンキュン
それもそのはず。
筋が伸び切って、クリームパンみたいに
パンパンおっきな肉球の持ち主なのです。
(これも男性ホルモンのおかげ?)
ケージから出て過ごすようになると
距離を置く猫たちのことなど意に介さず、
自ら他猫たちの傍に行って寛いだりと
意外にも気さくな性格の持ち主です。
(ボス同様、特にテトのことが大好きです。)
(りんどう部屋名物!きなこ餅)
それでもやっぱり、距離を置かれたり
目の敵にされてしまうのは、
もう一生逃れられない
“超美男子”猫としての宿命なのでしょう。
どう転んでも
万人受けする容姿とは言い難いですが
ハマる人はどっぷりハマる
可愛さを持った“俺さま”ピカソ、
まだまだ里親さん、大募集です!
ピカソのフォスターペアレントさん、
いつもありがとうございます!
by ぐっちゃん