茨城県。
収容される犬は1000頭前後。
なかなか減らない。
そのなかに、いかに幼齢個体が多いことか。
成犬570頭、子犬449頭。
避妊去勢が徹底されていない。
野犬の問題が地域で解決されていない。
啓発が成功していない。
動物問題に関する問題解決能力の乏しさの顕れです。
野犬や殺処分問題だけでなく、人の福祉やいのちに繋がる問題、例えば病院数や学校数、社会的弱者に対する救済、未来の子どもたちがこの地で安全に暮らせるための環境保全など、命や福祉に繋がる政策が蔑ろにされていることの表れではないでしょうか。
茨城県は経済的には豊かですが、医療、教育、福祉において、全国最下位レベルです。動物行政においてもそれに比例して、結果を出せていません。
殺処分ゼロを達成したのはほぼ民間の努力によります。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/files/r03/2_4_3a.pdf
環境省の集計したこの数値がよく茨城県の実態を表しています。
県知事、県議、県庁生活衛生課には、動物行政に真剣に取り組んで頂きたいものです。
センター収容頭数を抑えるために、センターからの譲渡頭数をマックスにするために、根本解決する姿勢を示して頂きたいです。
笠間の動物指導センターにすべて詰め込むのではなく、保健所単位での分散化、返還譲渡推進、
動物啓発センター開設、野犬捕獲への真剣な取り組み、劣悪な飼育への指導等。
まず、センターを見て欲しい、どうなっているか、一頭あたりのスペースに数値規制が導入された6.1法施行のあとも、詰め込みの違法状態が続いている、
これを知事や県議や市議に見て欲しい、
今のこの状況を。
by鶴田真子美(おかめ)