先日も、多頭飼育崩壊の現場から
保護されたクロネコたちの近況を
お伝えしました。
＜そもそものお話…＞
＜最近のクロネコたち＞
が、同胞クロネコ、まだおります。
まだまだ、おります。
そこで本日は、シェルターにいる
クロネコたちのうち
（多少、紆余曲折はあったものの）
体調＆人慣れともに安定しており
すみれ部屋を自由に闊歩している、
名は体を（それなりに）表してる
おっとり君
（筆者の勝手な愛称：おっとりん）と
物怖じしない系やんちゃ女子の
カルーアちゃん
（同上：カルちゃん）に
密着したいと思います。
おふたり、よろしくお願いします。
カルーア（手前）、おっとり（奥）
ふたりがまず連れて行ってくれたのは
（すでに先ほど、おっとりんの後ろに写っていた…）
ボスニ（同上：ボス兄（にぃ））のところ。
名前の由来は、「“ボス”に似てたから」。
（そもそも“ボス”が誰なのか、筆者わかってないですが…）
それとも「第2のボス」だったかしら？
いずれにしろ、“ボス”に相応しい性格で
慕われているのか
おっとりん、ケージ前から離れません。
ボス兄は、外出はまだ
「しばしお待ちなすって…」なため
おっとりんとの対面は、常にケージ越し。
黒い色がやましさを感じさせるのか
ボス兄のどっしり具合も手伝ってか、
完全に筆者の偏見ですが
「受刑中のあにぃ（ボス兄）の元へ
足しげく面会に通う舎弟（おっとりん）」
の図に見えてきます…。
とにかく、ボス兄が大好きなおっとりん。
直接できないため、ケージにスリスリ…
そして、そんなおっとりんが
大好きなカルちゃん（“舎弟の彼女”）…
（舎弟「あにぃの前で、おまっ！」
あにぃ「……」）
“あにぃ”の目もはばからず
「だって、もう
体が勝手に動いちゃうんだもん！」
とばかりに、こっちにコロリン…
あっちにコロリン…
と、欲望のままに生きる
奔放な女（役）になりきっております。
今回、ボス兄との接見が
ほぼ初めてだった筆者。
にも関わらず、加えて独房ケージを
お掃除させていただくという
栄誉まで承りました。
さすが、“あにぃ”…
ケージの扉を開けると、個人的に
ここ数年で優に5本の指に入る、
パンツの替え持ってきてないよ…
な迫力のシャーを浴びせられました。
が、一通り実力を誇示し満足したのか、
はたまた「お前にその価値はない」
との結論に達したのか、その後は
目も合わせず、完全に無視されました。
（もしくは、恥ずかしがり屋…？
きちんと仕えているボラさんは
もう触らせてもらえるようです。）
そして、筆者がケージ掃除の間も
忠実な舎弟おっとりんは…
（↑じつは”腹白”です。）
少し離れたところで待機です。
（奔放な“彼女”は、どこか行ってました。）
そして“あにぃ”が、朝ごはんの残りを
食べ始めようものなら…
カリカリを食す一音すら
逃すまいとする勢いで動向を見守る
忠義心を見せる、おっとりん
（と思わず倣う、カルちゃん）。
というわけで今回の
約３時間にわたる密着は
ボス兄に始まり、ボス兄に終わりました…
本日ご紹介したおっとり君と
カルーアちゃん、今週末開催の
里親会に参戦いたします！
今回は参加しないボスニも
里親さんを大募集中です。
by ぐっちゃん