東日本大震災から11年。浪江保護猫 茶々の現在 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

東日本大震災から11年が経ちました。


茶々は11年前に、福島県浪江の浜近く、神社の石階段を上ったあたりで保護した被災猫です。

津波に襲われた町。

どこまでも広がる澱んだ水平線
砂浜に突き刺さる車が
救助なく放置されたままの海岸。


人も埋まっているだろうに
助けが来ないという
無情な原発事故です。

崩れかけた家々
警戒区域とされ
もぬけのからと化した無人の街に
犬や猫が餌を求め彷徨う



闇夜に信号機が点滅し
放射能に汚染された地区で
もう誰も来ない煉瓦づくりの喫茶店をみつけ

笑ってお茶が飲めたらどんなに良かったろうと思いました。

防護服を着た村人が手向けた墓地の花。

墓の下でご先祖様の嘆きを発するかのように
桜が狂い咲いていました。

満開の桜。

人間が何をしても自然は変わらず
四季は訪れ、

あれから11年です。

原子力災害は、
遺伝子を、未来の命を傷つけてゆく。




動物だけでなく植物にも奇形が現れます。

災害時の住民避難は絵に描いた餅で、実際には不可能だと司法も判断しました。

戦時下では原子力発電所が軍事占拠され、戦争に利用されます。武器を売りたい各国の代理戦争ウクライナ。

人間は愚かしいね。

今だけ金だけ自分だけ。


この第1シェルターは福島の被災動物を保護する目的で開設しました。



民間人たちの努力。

大河の一滴のような、
浪江からレスキューした茶々という命ひとつ。

みんなで守ってきましたキラキラキラキラキラキラ


ささやかな抵抗

初期ブログにも登場した茶々はまだ若かったのでしょう。


シェルター猫舎で暮らしていましたが、だんだんと歳をとり、食欲が衰えたときに、あおともさんが自宅預かりをしましょうとお申し出くださいましたキラキラ

あれから茶々は食欲も気力も取り戻し、あおともさん一家の一員として元気に暮らしています。

茨城県動物指導センターから引き出した常総市からの収容猫で、目が見えないヘレンケラー猫ヒゲオくんもメンバーです。


そんな茶々も最近はさらに歳をとりました。

幸い食欲はあるようです。

だいぶ弱々しくなってきましたが、水素水、皮下補液、スタミノンで小康状態を保っています。



「茶々はもう寝たきりです。
低反発マットで向きを変えながら寝ています。
食欲はあり、お刺身、お肉、猫牛乳を好むので毎日食べています」

byあおともさん

茶々をありがとうございます。

看護に感謝致します。



シェルターはみんな元気です、毎日のお散歩に、ごはんをお腹いっぱい食べられる幸せを、本当に皆様ありがとうございます。


今日も走ります。


昼のお散歩ボランティアさんラブラブ

ソックス🧦嬉しいねラブラブ

ロビンラブ

千代グリーンハーツ

ラブラブラブ❤️

ご馳走をありがとうございます😊

わあいグリーンハートグリーンハーツキラキラと喜ぶ犬たちのために、毎週の手作りをありがとうございます。


シニアよたよた犬たちも頬張りますルンルン


ブン太ピンクハート


カコブルーハート


翌朝も

嬉しいです。



お萩ちゃんイエローハーツ









守られて
愛されて

感謝致しますピンクハート


たみの部屋(笑)
てづくりで安全安心な居場所が完成(^^ゞ
モデルルームとして公開します
おちつく居場所をお探しの方へ
ぜひ一度お越しください

by 隠れ家工房
代表取締役 たみ